〜ロデのCD鑑賞+本〜

オリジナル・サウンドトラック〜Romantic Memories
ロデのサントラはなんと2枚別々に(1か月ずらして)発売されました。
1つのゲームでサントラが2枚以上なんて、私は「幻水」しか持っていませんでしたけど、ロデは恋愛ゲームでもあるのでRPGとしては小ぢんまりしているにも関わらず、サントラが2枚のCDなんて珍しいのではないかと思います。
でも、ゲームで聞こえる音楽に惹かれて試しに1枚目を購入したらば、かなり気に入りましたv

実を言えば、2枚サントラが分かれて発売するってことを知った時に、もしかして「テニプリ」の「ドキサバ」ゲームみたいに各キャラの曲が2枚に分かれているのでは?と危惧しました。なぜって私がサントラを買おうかな〜と思ったのは1番にディセの曲が聞きたかったからです。だからディセの曲がどちらに入っているのだろう?と気になりまして、調べたところこちらのCDに全メインキャラの曲が入っていることを知り、心おきなくゲットしたわけです。
そんなわけで、当初の動機は「ディセの曲が聴きたい」だけだったのですけど、聴いてみたらゲーム内で流れているBGMがすべてアレンジされて長い曲になっていて、このボリュームにCDが2枚に分かれているのも納得でき、お気に入りの1枚となりました。
(例えていうなら、「アンジェリーク」の「ロマンシア」みたいな1枚ですか。「ロマンシア」はゲームの曲をクラシック風にアレンジした1枚のCDです。ロデはクラシックではないですけどね)
ピアノが主旋律の曲が印象的かな〜と思います。各曲、前奏と途中にかなりアレンジされていてゲームで聞く音楽よりも全体的にソフトな感じを受けます。

◆Prologue of the Rode〜Original Version〜
・・・ゲームの最初(プロローグ)に流れる曲なんですけれど、最初はほんの触りだけで物語が始まるんです。でも、その曲の後半がグッとくる展開なんですよ。(なんていうか「ナウシカ」みたい?)・・・で、プロローグなんですけど、各キャラの切ないアナザー・エンディングのBGMでもあって、特に「アルヴァンドのアナザーエンド」はこの曲とマッチして泣けそうでした

◆Dyse・・・
この曲が聴きたくて買ったので、何度聴いても飽きません。単調な繰り返しのようでそうでない、ゲームでも一番インパクトの強いかっこいい音楽でした。前奏と間奏にかなりアレンジ入っています。

◆Lukia・・・ほのぼのですね。「アンジェ」のマルセル様にもあうかもしれません。

◆Wataru・・・盗賊ってことで「風」もしくは「颯爽」という言葉が似合うかっこいい曲です。が、前奏はちょっと不穏な空気があります。彼の正体(もしくは影の部分)を暗示しているのでしょうかと勘ぐってみたり。

というように各キャラのBGM10曲ののほか、ロデオ出現やダンジョンボス戦などのBGM、そしてOPやエピローグ他で11曲が収録されています。なるほど、他にも国のBGMや魔王やダンジョン内のBGMがないので、おそらく2枚目に収録されているのでしょう。(この時点ではまだ販売前)
とにかく、当初ディセの曲だけでいい。1枚目だけでいいかもと思っていましたが、このCDを聞いて2枚目にも興味がわいてきたし、曲もロデの世界の一部分なので2枚目も購入することにしました。
ゲームのサントラにしては1つ1つ丁寧に作ってるな〜と、ほんの触りだけで次々再生するだけじゃないんだな〜という気がしまして、久しぶりにお気に入りとなりました(「気になるCD」に追加決定)もっとも最初から2枚組ではなく、1枚ずつずらして発売することに関しては、まあ、販売戦略もあるのかもしれませんが、たぶん2枚一度に発売したら私は飽和状態になっていたと思います。期間をずらしたことで、1枚をじっくり楽しむ機会ができたといえましょう。
ただ、リーフレットというか解説書が少し物足らなかったかな〜という点が残念です。
Sound Conposerの方のコメント・歌詞・タイトルしかないんで1枚ペラペラのイラストもなしなシンプルデザインでした。

オリジナル・サウンドトラック〜Decorated Melodies
こちらも予約して購入しました〜v
こちらは前作に入らなかったBGMがまたまたアレンジされて収録されています。各国の曲や、マップ上の曲、ダンジョンの曲とバトルの曲ですかね。
曲の冒頭がほとんどアレンジされているので、一瞬なんの曲かわからなかったり、初めて聞く曲!?と思うことがありますが、やはり全体的にいいですv
赤の国ジュノンとか黄の国に入るところの曲が好きですね。
やっぱロデのBGMはピアノがメインな気がします。落ち着いて聴けますよ。



羊でおやすみシリーズ -Sleep in The Rode(羊もあるよ☆)- vol.0 予約特典
予約してなかったけど、ソフトにひっついてた。(ラッキー☆)
「羊でおやすみ」シリーズのリアルロデ版の試し聴きみたいなものです。
アルヴァンドとラクロ・ディセとキース・ナオヤの3組。
私は「羊でおやすみ」シリーズのCDを聞いたことがないのですが、「○○が1匹、○○が2匹・・・」とたしかに同じ言葉を何度も言うのは大変だな〜と思わずにはいられないです。息継ぎも大変そうですね。
しかし、ヒロインを寝かせようと、いろいろなものを数える彼らですが、妙に優しすぎてゲームと違って気味が悪いというかなんというか(笑)アルヴァンドは元々紳士なのだけど。ディセの「雑魚が1匹」には吹き出してしまいました。
でも、CD1枚まるまるこれを聴くのはどうだろう?と思って、さすがに発売中のvol.1、vol.2、vol.3は買わないだろうなと思います。(でももしかしたら買うかも)
ただ、シンの羊が出たら迷うところですね〜、彼は鳥とよくたわむれているから「鳥が1匹」なんでしょうか。
(追記:やっぱ買ってしまった・・・)

羊でおやすみシリーズ -Sleep in The Rode(羊もあるよ☆)- vol.1ナオヤ編
この羊でおやすみシリーズ、もう少し安くなったら購入しようかと思っていたのに、結局3枚まとめて購入してしまいました。
(なぜって、ポイントが10倍になっていたからよ〜。ポイントの倍セールに弱い私))
ともかくサントラより先に発売したのがこちらですね。なんでだろ〜??なんでといえば、なんでナオヤだけ一人で発売するのかな〜?
と思いつつ、聴いてみました。羊じゃないけど、ひよことか花びらとかを数えてました。でも20ぐらいまでかな〜。それよか聴いてて早口言葉やセリフの訓練みたいだな〜と思いました。同じ言葉を繰り返し言ってて間違えないかちょっと気になります(笑)。
なにせ「羊」なら一語だけど、「美しい花びらが1枚、美しい花びらが2枚・・・」とか「可憐な花びらが1枚、可憐な花びらが2枚・・・」とか「ふわふわのひよこが1匹、ふわふわのひよこが2匹・・・」「素敵な君のそばまであと5歩、素敵な君のそばまであと4歩・・・・」と修飾語というか形容詞が多いので、めんどくさいだろうな〜と思いつつ聴いてました。
そういう数えるシチュエーションが、ショートストーリーの中にくみ込まれているのですが、なんていうか一人語りなので、ヒロインのセリフをいちいちナオヤが「え?・・・・だって?」と聞き返しているのが、うっとうしかったです。もっとそういう方法ではなくヒロインの言葉やしぐさを彷彿させるような脚本はできなかったのかな〜と思いました。それが残念です。
ナオヤ自身がとてつもなく聴いてて恥ずかしいセリフをすらすら言う出来すぎた彼氏であるだけに、そういう(ヒロインのセリフを言いなおす)セリフは間が抜けている気がしました。
しかしさ〜、ナオヤくん。花屋さんでもこっぱずかしいこと言ってるよね。花屋さんが赤くなってるのが想像できるなあ・・・ナオヤはヒロインにメロメロ(死語)です。
(しかも、高い花を買い占めるとは・・・お金にも苦労していない家庭らしい)

羊でおやすみシリーズ -Sleep in The Rode(羊もあるよ☆)- vol.2ディセ&キース編
ずいぶん前に購入して、ずいぶん前に聴いたので、忘れかけていますが追加。
1話目・・・「カウントダウン」黒の城に入り込んだ侵入者を、ディセとキースが追いつめ、誰の差し金なのか吐かせようとして、数えるうちに吐けば命は助けてやるという感じでしたが、正直怖かったです・・・や〜、あの侵入者の最期はいったいどうなったのか。これじゃあ眠れません(苦笑)
2話目・・・なんかヒロインが出かけた先で魔物に襲われてしまい、そこをディセに助け出されるという設定ですが、ディセが数えたのは倒す魔物。「雑魚が1匹、雑魚が2匹・・・」って(汗)
殺伐としてますが、最後はちょっとほのぼのとしてたかな。(あまり記憶が・・・)
3話目・・・こちらはキース。キースが子猫ちゃんことヒロインと会話ししていると、どこからか猫が現れてキースが数え始めます。(あ〜、やっぱ記憶があいまい)
4話目・・・これはおいしい設定ですね。なんでか、眠れないヒロインはディセの元にやってきて眠れるような術をかけてほしいと頼みます。(てか、ヒロインは王子さまをなんと思ってるのか)
たまたまキースがいたので、二人はヒロインのために、羊を数えて眠らせてくれるのですよv

羊でおやすみシリーズ -Sleep in The Rode(羊もあるよ☆)- vol.3アルヴァンド&ラクロ編
これは一気に聴けませんでしたね〜。(ディセたちより先に聴きました)
1話目・・・アルヴァンドとラクロが魔物の罠にハマって脱出するまでの話で、ラクロの術で罠を破るまでが100秒ということで、アルヴァンドとラクロが交互に数えます。わりとドラマ部分が多かったと思いますが・・・なんていうか、アルヴァンドとラクロの会話って・・・アルヴァンドの「・・・・と、いうことだろうか?」とか、ラクロの「・・・・と、考えられないこともないでしょう」とか聴いてて、
まどろっこしくて少しイライラしますね(苦笑)普通に単刀直入に会話ができんのかー!?と思いますが、まあ、育ちがいいしね・・・慎重という意味では断言できないのでしょうが、ちょっと気になりました。
にしても、どこでも二人しか出かけないんだな〜(魔王を倒す旅でもそうだけど、王子様なのに結構身軽なんだね)
2話目・・・旅の終わりにヒロインに思いを伝えるアルヴァンドなんだけど、これまたナオヤと同じでヒロインの言葉を聴き返すのが、うっとうしいですね。ここで数えていたのは、ヒロインへの感謝の言葉です。
3話目・・・ヒロインがラクロの部屋に来たところ、催眠術の効果を試されて・・・という話。数えているのはやはり催眠にかける時の時間(秒)ですね。まあ、ありふれたオチだとは思うのですが、ちょっと表情が思い描くことができたのでよしとします。同じくヒロインのセリフを聞き返すのは聴きづらかったですけど。にしても、ラクロの話し方はまどろっこしいなあ・・・
4話目・・・ラクロが王子の部屋にいるとヒロインが訪ねてきて、眠れないというので2人が羊を数えてヒロインを眠りに誘うという流れです。にしても、王子様に羊を数えてもらうとは・・・
というか王子の部屋で寝てしまうヒロインて、かなり神経がずぶといかも・・・


ドラマCD〜Pure White Disc
まず、このドラマCDはゲームのストーリーに沿っています。それとヒロインの声がありません。なので、「羊でおやすみ」と同じような感じです。たしかにヒロインはそれぞれ違うのだから固定されると違和感があるかもしれませんが、まるまるCD1枚だと会話に苦労しますね。まだ2人だけじゃないからもつかもしれませんが。
たしかアンジェリークも最初はアンジェの声がなかったんですよね。(ルヴァさまの話とか)
それならゲームに沿った内容じゃなくても、旅の途中の日常生活とか外伝ぽいのでもよかったのでは?と思います。もしくは各キャラクター別の小話とか。

1)白の国、城の庭園にて、アルヴァンド、ヒロインと出会う。
2)いきなり青の国ララポートに場面転換、すでにみんながそろっている。ロデオが出現。
  アルヴァンド、シャルロッタ姫との再会する。
3)さらに赤の国ベラリス?に場面転換。黒の王子と従者に出会う。
ソマリと一緒に配達v
4)緑の国、湖のある場所で。ロデオから帰る方法を教えてもらう。
5)緑の国フェモローサにて、シャルロッタ姫押しかける。
このイベントはゲームと一緒だったかな〜。たしかヒロインがアルヴァンドを祭りに誘おうとしたらすでにシャルロッタ姫と出かけていて・・・というのは覚えてるのだけど、3人で行ったのはアルヴァンド攻略時だったかなあ??(またプレイして確認してみよう)
6)黄の国遺跡にて、ナオヤと一緒に帰ることを誓うヒロイン。
遺跡の風の音が雰囲気出てました。なぜかゲームじゃ風の効果音なかったし。
7)黄の国ラダ(?)にて、主人公、ラクロのポーカー勝負を垣間見る
これはCDオリジナルだね。
8)黄の国最後の町(名前忘れた)にて、主人公、ワタルのマフラーを洗う。
ワタルの正体を知っているとかなり切なげ。つーか、洗剤いるか??これもオリジナルだね。
9)魔王の城にて魔王とバトル。めちゃあっけなく終了。(笑った)
10)そしてロデの皆と別れ。
ゲームではあっさり帰ってしまったのですが、CDでは一応別れの挨拶があります。
11)現代に戻ったヒロインとナオヤは未来に向かう。
ここで終わりかと思いきや
12)再びロデの白の国、アルヴァンドがヒロインを思う。オリジナルです。

てな流れでしたが、最後のアルヴァンドのセリフを聴き終わった時は「なんじゃそりゃ〜!!」と叫びました。なんかねえ、もう。はあ・・・
ゲームの想い出を語るにはいいんだけど、
ドラマCDとしては出来がいまいちなあと思う1枚でした。
しかし、オリジナルEDとはいえ、最初ソマリと配達に行ったときは「また、一緒に配達に行ってくれる?」とかって言われて、ヒロインがあっさりOK出してるのもどうよと思ったけどさ〜(だから、ソマリが相手なのかしら〜?と思ったんだけど)。フェモローサでアルヴァンドから「姫とは違う感情を君に抱いている」とか言われて「おお!?」とか思って。
でも、遺跡でナオヤと一緒に帰るって言ってるし。(じゃあ、ナオヤEDかよみたいな?)
ラクロとワタルはまあ、1場面て感じで。シンとルキアは全くのわき役でした。
(ルキア、心なしか声がおかしかった気がする・・・)
まあ、一応このCDは白ルートだから、たぶん最後も白で決めたんだろうけど、それならいっそ白王子とのEDでもよかったんじゃ??(でも、そうするとナオヤ道化だし??)


ドラマCD〜Noble Black Disc
購入済み(黒王子ルートのドラマです)聴いたら書きます。
ちなみにこのドラマCD白黒と「ラジオ・ロデ」vol.1の3枚を購入して集めた応募券でもらえるCDがあったのだけど、それはやめました。だって、まず「ラジオ・ロデ」のCDはそれほど欲しいものでもなく(高価だし)、しかももらえるCDがロデの「ドラマCD」なら嬉しかったんだけど、「ラジオのDJCD」だったからさ〜。私は物語が好きなので、あんまり声優さんが全面に出るのは好きじゃないんですよ。
(正直、興ざめなのでドラマCD収録後の談話とかいらないし。ロデはなくてよかった)

うわ〜、購入して数カ月、ようやく聴きました。(1年はたってない・・・よね??)
白王子のドラマCDがアレだったからあまり期待はしてなかったんだけど、まあ、こちらもそれなりに、でした。やっぱ、ヒロインがしゃべってないから聴いてるのつらいねえ。あれだったら、それぞれのお相手の短編のほうがよかったよね。(って、白王子の時と同じこと書いてるなあ)
それはさておき、ジャケットというかブックレットの表紙のイラストのディセの顔がいまいちなんで残念。(本家なのに・・・)

1)とーとつにキースの独り言で始まり、どうもヒロイン黒の国の城で捕まります。で、旅の出発。
2)白と同じで、青の国ララポートにつき、すでにパーティ全員そろっていて、ロデオ出現。
 暗殺者兼友人?のリュオン登場。(斎賀みつきさんの声もいいよねv)
3)場所は覚えてないけど、シンのイベントがありましたね。弓の使い方を教えてもらったり、あとシンの心の変化のモノローグ。(だからといって、ヒロインとシンのEDじゃないし)
4)赤の国ベラリス?で、白の王子と従者に出会う。
キースと酒場みたいなとこで音楽を聞く。(オリジナル?)
5)緑の国、湖のある場所で。ロデオから帰る方法を教えてもらう。(白の王子と同じ)
ナオヤはヒロインに「君は迷ってるね」と言う。
夜の場面で、やっと黒の王子ディセとのイベント。まだ外にいるというヒロインに「黒の王子がここにいてやる」というセリフがちょっとドキドキ。
6)緑の国フェモローサ
ルキアがヒロインの部屋に来て、祭りに誘うのかと思ったら、お菓子を一緒に食べようと言う。すると、ルキアは妙に陽気になって・・・?(楽しみがなくなるので省略)
ちょっとルキアのセリフはドキドキしたかな。これはCDのオリジナルですね。
やっぱルキアってば、アンジェのマルセルさまとだぶるよ〜。
7)黄の国で再び、リュオンと再会。ナオヤとリュオンの冷たい戦争。
8)決戦前になぜかディセに焼きりんごをふるまうヒロイン。

9)魔王との対決はあっけなさすぎ。(これまた白の王子と同じ)
10)そしてヒロインが選んだ道は・・・え?!残るの?!
白の王子は振って、現実に戻ったのに。(白の王子かわいそ〜!)やっぱ白の王子って不憫だ。
11)そして平和が戻り、黒の国の城にてキースとディセ。ヒロインは黒の城で暮らしているらしい。
手紙が届き、他のみんながやってくるらしいんで、これはみんなでわきあいあいのEDなのかな〜と思ったら、最後のディセとキースの会話で、「これってやっぱディセEDなの?」と思ったんだけど。いったいどこでそうなったのかさっぱりわからない流れでした。統一してほしいよ。

まあ、それでも聴いたらロデが懐かしくて、(最近創作放置だけど)やっぱ書きたいなって思ったよ。

そういう意味では、いまいちな出来でも「思い出の1枚」と言えるかも。




公式ヴィジュアルブック〜スペシャルパスポート
ゲーム発売時点で販売されている本はこれだけだったので。(しかし、パスポートってなんでしょね?ロデの世界へのパスポートってことでしょうか)
通販で入手したのですが、てっきりB5ぐらいのサイズかと思っていたらA4サイズでした。
角川書店さんがプロデュースにしてはゲーム全体の発行本が少なすぎるような気がしますが、これから発売するのでしょうかね?
入手前に他の方のレヴューで「中身に対して高価すぎる」という意見をよく見たので、それほど急いで購入しなくてもいいかと思っていたのですよ。でも、ロデの世界が好きだし、資料がないので参考に見たいと思って、値段の方はポイントを使用して気分的に割り引きました。
たしかに、総合的でみれば値段は高いと思います。ただ、ビーズログの他のゲーム本を例にとっても約1冊2500円ぐらいしますから、そういう意味では値段的にも半分ぐらいの中身といったところでしょう。(この本は税別1200円です)
これは設定資料でもなく、攻略もなく、声優さんのインタヴューもなく、あるのは雑誌に掲載された由良さんのカラーイラストと、由良さんと角川の吉村さんの制作秘話対談と、あとは月刊ASUKAに掲載されたという由良さん描いた漫画が63Pです。
なので、雑誌で一度見たわという方にはどうだろうと思いますが、私はゲーム雑誌も何も見ていないので新鮮ではありましたね。カラーイラストも嬉しいし。(書き下ろしは2枚ぐらいらしい)
キャラの全身像は公式サイトではよくわかんなかったので、なるほどな〜って思ったし、対談で「へ〜」と思ったこともありました。(素朴な疑問が解消された部分もあります)
漫画はね〜、由良さんはイラスト専門の方のようなので絵の流れやペンタッチとしてはちとどうかな〜と思うのですが、お話としてはよかったと思います。しかしディセが優しすぎてゲームとは別人のようです。出会ったばかりのヒロインにかなり優しいです。しかも舞踏会とは!?キースの正装!?にはびっくり。ちなみに漫画のヒロインは性格が可愛いですよ。(ゲームのヒロインはよくわからん)あとは漫画の印刷が黒色だったらな〜と個人的に思いました。再録とはいえ青だとなんか安っぽい気がするのです。


(追記)やっぱH21.6月かにコンプリートガイドが発売されるみたいですね。
ってことで予約しといたのに、予約していた店から発売延期の知らせが・・・(なぜ??)

(追記)
その後6月8月と発売日変更のお知らせがお店から届き、そして10月14日に「発売中止となりました」だって。なんじゃそりゃ〜!?がっかり〜


コミックス〜ガール・ミーツ・プリンス
そもそも「ASUKA」だっけ?の雑誌を見ていないので、コミックスが発売されているとは知らず、店頭で発見したものの購入するかどうか迷ったのは、アマゾンのレヴューで辛口だったから。
でも、原作のゲームは好きなので、一度は読んでみたいと思うけど、ハズレだったらイヤだなあと思いつつ、店のポイントを使って値引きした分古本屋で購入したことにしちゃえと自分をだまして、注文してみました。
が・・・、やはりハズレでした(ガックリ)。
こんなことをいうと作画の方に大変申し訳ないけれど、絵をもう少し学習してほしいです。
たぶん、素人さんとかオリジナルの漫画ならまだ許容範囲だと思うのです。
けれども、原作ゲームがあって出版社からその漫画化となると、ある程度の作画は期待してしまうのも仕方ありません。
パッと見はまだいいのですが、気になる部分が多々あって。例えば髪の毛のバランスが悪くてまるでカツラのようだし、体型は棒立ちで、腕の付き方も枝のよう。表情もあまりなくて、口はやたらと大きいのでまるで爬虫類のような感じ。美形キャラクター全くかっこよく見えませんし、見せ方もいまいちで、背景もなんかしょぼくて泣けてきそう。
ディセの鋭い視線も「ギロッ」じゃなくて、なぜか「ギヌロッ」です。擬音も効果線の描き方もよどよどしています。(鋭さがないというか)
悪いところばかりではないんですけども、例えばデフォルメキャラは可愛いので、この方は4コマ向きかもな〜と思いました。
とにかく、ゲームに思い入れがあるだけに、ショックが大きくため息がこぼれます。
ただ、話自体は悪くないので、もっと表現力のある方に描いて欲しかったなあというのが正直なところです。
ちなみに、今回も(パスポート収録の話に続き)黒の王子ルートですね。やはり描きやすいのかな。たまには白の王子の話も読みたい気がしますね。