〜マーメイドプリズム〜
当初はあまり興味がなかったのですが、最近なんか興味が出てきてやってみたいと思ったゲームの1つです。3年前?(2006年)に発売されてますが、安くなったので入手。 パッケージの顔はやはり少し顔色悪そうでしたが、実際のプレイ画面ではOKでしたし、声優さんも上手かったv(ローザと侍女は下手だったけど)攻略対象のキャラもなかなかよかったです。 ヒロインも可愛かったし、異世界の景色も綺麗で、海の中の雰囲気が(泳ぐ効果音や泡の効果等)よく出てました。 ただし、操作性は残念ながら全くよくないです。 当初はプレイの仕方もわからなかったので、どうやっていいか訳がわかりませんでした。ソーマを作成する「工房」の場所もわかりませんでした。(解説書は詳しくないんですよ)画面の切り替えも遅いし。クイックセーブやロードがあればいいのになあと思った次第。 現実世界と異世界を行ったり来たりして、各世界にちらばっているソーマのかけらというか材料(天然石)を集めて、攻略に必要なソーマを作るのですが、それがか〜な〜り面倒です。 何せいきなり自動イベントが発生すると、しようと思っていた行動が遮断され、イベントが終わった頃には、マップ上の別の場所に飛ばされているのですから。 しかも、そのソーマは種類がたくさんあって、攻略対象によって全く違うんです。なので、攻略対象によって集めないといけないのに、どこに何があるのか、何を集めていいのか全くヒントがありません。 そのかけらも、ずっと出現しているわけではなく、時間や場所によって出現したり消えたりするので、探すのに一苦労。出現する時間を待っていても、いきなり飛ばされるし(ため息)出現する場所で移動しようとしてもいきなり飛ばされるので、めちゃイライラします。 はっきりいって、攻略サイトを見ないと、かなりの時間を消費するのではないでしょうか。 もっとも全てのかけらをのんびり集めようと思う方は問題ないかもしれません。 なお、時間を早く流れるソーマだけは2回目プレイからは装備していましたけど、それ以外は1から集め直さないといけないのですね。(つまりデータの引き継ぎがない) あと、これもバグなんだろうけど、喫茶店でのケーキ作りの時に時々フリーズします。 さらに、ヒロインのステータスは経験値が自分で振り分けられるのですが、最初に「筋力」や「忍耐力」をあげないと正直全く動けません。私はそれを知らずに初回、満遍なく経験値を振り分けていたら、野垂れ死にするところでした。(ところかまわずダウンしていましたね) 「運」とかあまり役に立ってないし、「分析力」も目安にはなるけど特に優先的にする必要はないかも。 それと、ダウンしても「体力の回復」が、「現実世界の自分の部屋」しかできないのが、超悲しい。 (まあ、レベルをあげるとそれも苦にならないのですけどね) さらに、操作が悪いのは、ステータスを見たりや装備の入れ替えに、いちいち時間のかかることと、決まったマップ上しか見れないところ。これまたイライラします。 あと、一度見たイベントはスキップできるようですが、これが既読スキップではなくまるごとスキップなので、攻略に必要な選択のある重要なイベントかどうかわかりにくいんですよ。イベントのタイトルだけ表示されててもね、わかりにくくて仕方がありません。何度もプレイすれば覚えるかもしれませんけど。 例えば、「近づかないで!」というタイトルのイベント。これだけで誰の、どんなイベントかはわかりにくいですよね。ヒロインが誰かを拒否する言葉かな〜と思ったら、違うんです。某攻略対象のGFが、ヒロインを邪魔に思って「近づかないで」っていうイベントでした(なんじゃそりゃ) しかも、スキップの落とし穴は、未読部分もあるということ。つまり、攻略対象など経験してきたイベントによって若干セリフが変わるのですが、スキップするとそれがわからないのですね。なので、「あ、このイベント見たわ」と思ってても、前とは違ったセリフになっていることもありますのでご注意を。 ◆さて、ストーリーは・・・というと。 童話「人魚姫」の話をモチーフにしているのかなと思っていましたが、意外と違いましたね。 似ているとすれば、異世界の幻想的な雰囲気と「王子様との恋愛」でしょうか。 そして最後は死がつきまとうというか、たぶん童話の「人魚姫」が泡になって消えるというラストをイメージしているのかも。 しかし、全く予想と違ったのは、ヒロインが異世界に飛ばされるのかと思いきや、「転生」という形で人魚になったということ。(この「転生」というのが、いまいちこのゲームではわかりにくいのですけどね) そして、自分だけではなく、ヒロインの周りの男性たちも、異世界でそれぞれの国の王子として「転生」?していたこと。 つまり、元々異世界に住んでいる王子ではなく、(体はそうなのだけど)魂というか中身が、現代の彼らになっているところがまたややこしくて。なので、ヒロインとともに最初は「夢」だと思うのですが、声や顔で相手が知りあいだと分かり、夢ではなく現実のようだと驚くわけです。 そして、いつ異世界に行ってしまうかわからず、またいつ現実世界で戻れるかもわからない不安定な生活を送るようになり、ヒロインは王子さまと現実世界の彼らとの恋物語が始まります。 (そのあたりがドラキラとは違いますね) ちなみに、なぜ異世界へ行くようになったのかは謎です。私もいまいちわかりません。 とにかく文句も不明な部分も多々あるのですが、この話はまさに乙女ゲーだと思います。 あんまり期待してなかったんですけどね〜、結構話は面白いですよ。 乙女の夢がつまってます。 異世界、王子様との恋、愛する人と結婚。そして・・・(以下略) とにかくゲームの途中で結婚式シーンがあるのは珍しいのではないですかね??結婚したあとも続くし。 キャラによってはドキドキ感や切なさ感が十分味わえます。 以下、攻略ついでにキャラ紹介。 ◆ヒロイン・・・デフォルト名は、「速水 瞳」(名前はルイと読みます)。面倒なのでそのままでプレイしましたが、おかげで声つきで名前を呼んでもらえましたv 高校2年生で、水泳部の補欠部員。ポニーテールの可愛い女の子ですが、クラブでは泳ぎが上手くなく、ついついイジけてしまうところも。(補欠でもクラブをやめずに続けてるんだよね) 料理は下手です。なので、なかなか共感できるヒロインです。 でも、ちょっと甘えん坊かなって思います。家族は母父弟の4人兄弟。 異世界では、「ルイ・ミーア」という名前でいきなり人魚のお姫さまになっています。 登場するのは、王様である父、姉メイ、そして親友?の魚のハンス。ちなみに4人姉妹の末っ子らしい。 そのルイには以前から婚約者がいるそうです。ふふふv ちなみに、セーブデータにはその時の名前が表示されます。「現実世界」なら「速水 瞳」。「異世界」なら「ルイ・ミーア」そして結婚すると「ルイ・○○○」(結婚相手の姓) 《余談:転生の謎》 転生といっても、元々その異世界には別の自分がいたらしい。しかも別の人格。なので、現実世界の人間が入れ替わったということは、元々の人格はどこへ行ってしまったの??と思うわけですよ。 各国の王子も、周りの人は以前と違う王子に戸惑いながらも姿かたちは同じなので、そのまま仕えているという感じ。だもんで、「炎の蜃気楼」を思いだしてしまいました。たしかあの話では、赤子の時に元々の魂を追い出して、戦国武将たちの魂が入って転生したということだったと思います。(うろ覚え) だとしたら、元々の人たちはどんな人だったんだろうと思ってしまうのです。 まあ、ルイの場合はもう死んでしまった人らしいけど、他の王子は?? 1)シャルトリュー・シュワルツ 彼は現実世界の人間ではありません。異世界で、ルイ・ミーアが嵐の夜に助けた青年です。 愛称、シャル。言葉がカタコトで子供のようです。 まさに人魚姫が王子様を助けたシーンと同じなんですが、童話の王子と違うのは、シャルはちゃんと匂いで自分を助けた人のことを覚えていたこと。そんなわけで自分を助けたルイに懐きますが、実は戦いを好む魔族の国シュワルツの王子でした。(通称、黒の王子)ただし、シャル自身は戦いを嫌い、花や自然を愛する青年なのですが、母親である女王がシャルの力を利用し、他国を滅ぼそうとするのです。 (女王さまはかなりサドです。息子も利用価値がないと容赦しません) シャルに術をかけて戦いに行かせ、言うことを聞かないと痛めつけるため、シャルは母親に逆らうことが出来きません。 私は別にシャルを狙っていたわけではないのですが、なんか1つのEDまでいきました。 どうやら、優先的というか八方美人にいい返事をしていたらシャルになってしまう流れのようです。 私はてっきりルイの婚約者がラクに結ばれると思ってました。(大きな間違い) (なので、このシャルに流されないよう他のキャラを狙う時は、毎回シャルに厳しい言葉を返事しなければならないようですね) しかし、このシャルのルートはちょっとキツかったです。気分的に。だって、暗いんだもん。 救いがあまりないというか・・・女王様ひどい人だし、ルイも囚われの身で病気がちだし、人魚の国が攻められるし。あまり気持ちのいい話ではありません。シャルのルイを思う気持ち以外は。 ラスト近く、愛するルイを失ったシャルの叫びが胸に痛かったです。 ちなみに・・・ EDは各キャラ2通りあり、最後に「刻のソーマ」を作ってるかどうかで変わります。 初回プレイはもちろん、そんなこと知らないから、材料が不足して作れませんでした。 だもんで、迎えたのが「異世界ED」です。・・・一度死んだルイがよみがえったのかはともかくとして、一見幸せそうだけど、あのお姑さんがいると思うと、同じことの繰り返しでは?と思いました。お姑さんの目をかすめてルイと暮らすという感じ? で、セーブデータから、ソーマの材料を集めて迎えたのが 「現実世界ED」・・・なんかわけわからないですね。ネコの体と魂の関係が。でもって、なんでいきなりシャルがあらわれるのかも不明。とにかく再会してHappy EDらしい。 なんていうか、最後のソーマが作れなくても、なんとか悲劇ではないらしいです。そこがちょっと救いかもしれません。 2)雪草 純 ヒロインと同じ高校、同じ水泳部の優等生。水泳は選抜選手、勉強はできる、容姿も性格もよし、ということでモテるらしいが、ゲームで彼にまとわりつく女性は登場しないので安心して攻略できます(笑)。 この雪草くん、ホントにいい奴です。なんていうか自然体?っていうのか、別に「俺様」でもなく、わざとらしいフェミニストでもナンパくんでもありません。もちろん腹黒でもありません(笑) ヒロインに対してもいい顔ばかり見せるキャラでもなく、かといってケンカ友達でもなく、なかなかいそうでいないタイプかもです。そうだな・・・考えるに性格のイメージとしては「金色のコルダ」の土浦くんタイプかも。ヒロインに対し「お前はやればできるんだから」と厳しく甘えさせないんですよ。 だから、当初ヒロインは彼が苦手で、コンプレックスを持ってるんです。 ところが・・・ そう、異世界で再会しました。ルイ・ミーアの婚約者―ジュン・ヴァイツとして。 これはもう運命の出会いですよねvv(バカ) 彼は異世界で目が覚めた時、人魚―つまり、人魚の国ヴァイツの王子になっていました。 といっても、ヴァイツには世継ぎの兄王子ラインがいて、ジュンは弟王子になります。(通称、白の王子) そして前から決まっていたという婚約者ミーアの姫ルイとのご対面です。 当初私はキャラ設定を見て、ヘンだなあと思っていました。 なんで、上半身何も着ていないんだろうって。(全員上半身しか掲載されていない) 人魚だからだったんですね、納得。でも、ルイのパパもラインもそうだけど、男の人魚ってあまり見たくないかも。てか、かなり腰あたりが太いですよ??体格もいいです。 (余談ですが、純君の水泳部の立ち絵はなかったです) そうですね〜、裸はともかく服を着てると、純よりもジュン王子のほうがかっこいいですv(長髪になってるし、下を向いてる悲しげな表情がツボです) ちなみに、人魚たちはソーマを使って人間に姿を変え、陸にあがることもできます。 話戻って。 婚約者。といえば乙女の夢ですよ。(相手にもよるけど) しかし、結婚といえば。 人魚の生態が気になって仕方がありません。 例えば生殖行為はどうするのかとか。どうやって生まれるんだろうとか。 魚形態だから、もしかして卵?とか思ったり。でも、ヘソあったしな〜。 ソーマで人間の姿に変化できるけど、その時に愛を育むのだろうかとか(笑) 実際ヒロインたちはラスト近くに陸で「一緒になった」らしいけど・・・謎だ。 もうね・・・純くんは真面目だなあって思いました。・・・律儀というか、わざわざ異世界の結婚話のことを「無理にしたくはない」と現実世界で確認するとことか。そこがいいんだけどねv・・・好きですv そうそう、彼はカレー通で料理も上手いので、いいダンナさんになりそうです。 ちなみに異世界のジュン王子のほうが、大胆なことをする気がしますよ・・・ (それはヒロインも一緒かも。やはり異世界だと普段より大胆になれるのかもね) かなりドキドキします。っていうか、かなり甘いというか。両想い〜って感じで嬉しいv なんていうかな、初々しい友達以上で恋人未満な関係って好きなんですよv 一度途中までプレイして失敗したせいか(婚約解消になった)、結婚式のシーンは感動しました。 スチルも綺麗だったなあ・・・v 最後近くはまたもや重い話になってしまったけど。 (うう、ラインさん。あなたはルイのことが好きだったの?) 悲しみの中「国に王が必要なら俺は王位を継ぐ」というジュンの決意もすごいと思ったし、ラストの限りある命を前にした「離れたくない、ずっと一緒にいたい」という心の叫びは、胸にズキズキしました。 そして迎えた異世界ED。またもや意味不明。でも、二人一緒だからこれからさ。 現実世界ED・・・スチルがいまいち。でも、どちらもHappy EDだよね。 ・・・しかし、しょっぱなに「雪草君て、目の色が左右が違うのね」という会話があったはずなのに、話の中で何も触れられてなかったのは、なにかネタがオチたのでしょうか?? 3)紅蓮 ヒロインの弟。1つ下の高校生だけど学校は違います。母と姉からは「ぐっちゃん」と呼ばれてますが、本人は嫌がっています。一方、彼はヒロインの姉のことを名前で呼んでいます。 昔のことがあって、姉を守ってあげなければという思いがあったようですが、それは単なる騎士きどりではなく、実は彼はヒロインのことを姉以上に愛していたのです。(最初は自覚なしらしい) あの「昼間のキス」のスチルを見たら、胸をつかれることでしょう。 秘めた、禁断の愛です。 つまり、このゲーム。弟を攻略対象にできるのですが、あくまでも弟の片恋に留めています。 なので、残念ながらヒロインが「私も弟としてじゃなく、あなたのことが好きよv」ということはありません。(ちぇっ)まあ、PS2ですからね・・・ なので、ヒロインのほうが積極的に彼を落とすという感じではないです。(親しくなるぐらい) ですけど、大抵、兄・弟を攻略対象できるゲームは「これからも一緒にいよう」という仲良しパターンが多いのですが、これははっきり(紅蓮が)愛の告白をしていますので、ある意味PS2では画期的かもしれません。(PCゲーならあるだろうけど) しかも、結婚もするんです。異世界で。といっても、偽装結婚ですけども、これまたドキドキ。 実は紅蓮もまた転生の輪に組み込まれた人物で、目が覚めた時、彼は学術の国ロッドの王子でした。 名前をグリーエン・ロッド。そして、海岸で人魚姫になった姉ルイ・ミーアと再会するのです。 ちなみに、紅蓮にはお邪魔虫がいました。それが、グリーエンの妹ローザです。 彼女は中身が紅蓮のグリーエンに、兄ではなく男性として好きになってしまい、その兄と親しいルイ・ミーアを邪険に扱います。つまり、二重の近親愛ですね。 紅蓮は現実世界の姉を好きで、ローザは自分の世界の兄(中身は紅蓮)が好きなのです。 このローザ、かなりうっとうしいキャラなのですが、結末が哀れなので許してあげましょう。 紅蓮もね、切ないですよ。 ずっと心に思い続けていて、異世界では姉弟じゃないから、ルイとずっと一緒にいたいと思うけれど、でも、ルイは自分を弟・紅蓮としてしか見てくれない。それが当然だとはわかっているけど、苦しくてどうしようもない。偽装結婚でも嬉しく思う、そんな気持ちが痛いですね。 (一方、ヒロインは紅蓮の気持ちに気付いてないので、なんていうか、傍観者としてはむなしさ漂います) 紅蓮はね、実は一番容姿が好みでかっこよかったので、最初に落としたかったのですが、禁断のせいか、攻略するにはやはり難しかったです。(グリーエンより紅蓮のほうがかっこいい) 正直、私はこの紅蓮に休日1日費やしました(泣) 紅蓮は紅蓮だけ狙ってちゃダメなんですよ。最初はローゼンライトと並行してしないとイベントが発生しないのですね。しかも、ある一定の時間まで、ある程度親しくならないと、これまたイベントが発生しませんでした。なので、何度セーブデータからやり直したことか。 おかげで誰とも結婚しないEDも迎えましたよ。トホホー 今回「刻のソーマ」は自力で集められました。(なんか攻略サイトを見るのもめんどうになってきた) で、1度目はソーマを作成せずにいったらなんと「現実世界ED」あれ?今までとは逆だ。でもって、おお、紅蓮が・・・。もしかして、もしかするとやっぱ一緒になれるかも?と期待してしまいます。 2度目はソーマを作成して、グリーエンとルイの異世界ED。これからどうなるかわからないけど、紅蓮の気持ちを知ったルイが、改めて考えて、もしかしたら、いつか弟と思えなくなったとしたらグリーエンと一緒になる日が来るかも・・・という、これまた勝手に期待して見たEDです。 そうそう、紅蓮のスチルにはちょっと不満が。というのも、2枚も別のキャラとのスチルだから。1枚は舞踏会でローゼンライトと再会の図。(男2人)もう1枚はローザとの図。そんな図を加えるよりも、ヒロインと二人の絵を増やしてほしいと思う私でした。スチルぐらいいちゃいちゃさせてくれ。 そうそう、喫茶店はあの同じD3さんの「きまぐれストロベリーカフェ」(未プレイ)だろうなと思いつつ、また街の背景には「ラスエス」の看板がありましたね。 4)トーヤ・ダンケル この人は、オカマです。ていうか、おねえさんキャラ。美しくて強いものが好きで、男の子が好きで女には興味がないらしいです。 なので、ルイとも女友達のようにつきあうのだけど。 でも、一応、魔族の王子・・・なんだな。ダンケルの国は別名闇の国といわれるんで、真っ暗で地味な感じ。でも、シャルの国のように戦いが好きで侵略もしないので、その点安心かも。 トーヤは、剣は強いらしくて、途中シャルとい戦うシーンがあってびっくり。(でも、ルイは反応なし) まあ、なんというか、女には興味がないのに、ルイと結婚しちゃうわけがあって。それは「刻の書」を手に入れたかったらしい。 そのあたりはネタバレになるんで、あまり書かないけど、でも、トーヤにはトーヤの思いがあって行動してたんだなあと思いました。なので、EDに至るまでの数日はなかなか見ごたえありました。 ただこのトーヤルート、紅蓮で疲れた分確かにラクだったんですが、女友達みたいなんで、全然甘くないです・・・。 スチルも男が多かったり(苦笑) 何より、トーヤの作った人形?従者のシェイドだっけ?(間違っていたらゴメン)あの人がツボかもしれません。コスチュームは中途半端だけど。(てか、きちんとフードかぶってよ、みたいな)しかも、しっかり両方のEDにも登場してるしね。 ちなみに、トーヤのED直前もさ〜、「海の泡」がしゃべっているのがおかしかったよ。 刻のソーマを作成しないと現実世界EDで、作成すると異世界ED。異世界EDについて、その後が気になります。だって、もしトーヤが○○になったら、シャルとの戦いはどうなるの?なんか負けてしまいそうで怖いわ。(あと寿命の差とかね) それとも1つここで知ったこと。魔族は長命で人魚の倍ぐらい。長いと何千年だそうで・・・ ってことは、今までのことを振り返ると、たしかに「人間と人魚」「魔族と人魚」じゃ、寿命が違うよね・・・。魔族>人魚>人間だとしても、そういうのは別に気にしないんだろうか。 やっぱ、人魚どうしってことで、ルイとジュンの人魚カップルが婚約するのが一番無難かも。 5)蒼井 宙 名前は「はるか」と読みます。シャレた名前ですが、ヒロインの担任の先生で男性です。美形の35歳、バツイチで今も女性にことかかないらしい。女生徒を姓ではなく、名前で呼び捨てにしてるところがミソ。 なんていうか、プレイボーイみたいなんですけど、こういう人が教師でいいのでしょうか。危険すぎます。 やたら接近してくるのってセクハラまがいです。 美形だから許されるのでしょうか。たしかに声はいいんですけどね。 しかし・・・「可愛いな、ルイは」とか「誰とも来たことがない場所にお前と行きたかった」とかさ〜、殺し文句が多すぎる。ホストで食べていけそう。いくら真摯に言ってもらっても、ウソくさいというか、信じちゃ危険というか、騙されてしまいそうです。 で、その先生もなぜだか異世界へ行ってしまうのですね。 彼は青い海の国「ブラウ」の王子様―ハルカ・ブラウになっていたのでした。 この方も紅蓮についで、難儀しました。途中まではよかったのですよ。ただ、「失敗しちゃった」のスチルが出なくて、首をかしげてたら、白ハトのイベントがクリアできてなかったのよ〜。あれは普通わからないでしょ。ヒントが絶対いるね。なので、私も困ってしまい攻略サイトを参考にしましたとも。 で、そこをクリアしたらルートに入ってイベントが放っておいても発生しました。しかし・・・なんつーか、結婚後はメロドラマみたいな展開でした。(どう見ても宙の奥さん、サクラとは読めない漢字よね) しかも「刻のソーマ」をあつめられたと思ったのに、1つ足らなくてどっちにしても異世界ED。っていうか、攻略サイトさん、間違ってるデータだったわよ〜(怒)そりゃメグルのデータでしょ(泣)てなわけで、1個集めて再トライです。 で、見ました現実世界ED。しかし、宙はすでにヒロインの担任の先生ではなかったということになっているのが謎。ということは、プ―太郎なんでしょうか?また職探しをしないといけないのでしょうか?? 6)ローゼンライト・運 「運」は「めぐる」と読みます。どうもヒロインと紅蓮の幼馴染のお兄ちゃんのようです。7年前に急に会えないまま数年ぶりに偶然再会しました。父親がドイツ人らしいです。 一見色男で、その実やはり女たらしで、現在大学生で「睦子」という彼女と大人のつきあいをしている模様。彼のほうはヒロインたちに友好的なのですが、ヒロインたちは元が仲がよかっただけに別れ際のイヤな思い出のせいで、運には冷たく接し、それにより運も彼らを深く傷つけたことを知ります。 当時、運は中学3年生でヒロインは小学生だったようですが、どうも二人は好意を抱いていたのかなあ? 私はどうも運は好きじゃありません。女タラシもそうですが、妙に生理的に受け付けないというか。 宙先生と同じく、「ホントかなあ?」と言葉を疑ってしまいます。(好きな方、すみません) やたら近づくし押し倒すし触れるし油断も隙もないというか(苦笑) ルイちゃん、全然警戒心ないんだもんなあ。ルイちゃんの中では今でも「運にーちゃん」なのかも。 その運にーちゃんも転生の輪に組み込まれ、異世界で光の国リーテの王子としてヒロインと出会います。 名前はメグル・リーテ。大きなリボンのついた服装が妙。(正装は可・結婚式の服はマントが妙) で、異世界でも会話をし、いろいろあって過去を清算して、ヒロインと両想いになって結婚。 結婚後のメグルは・・・へたれというか、バカップルというか(苦笑)でも、幸福な毎日は続かず、いつものことだが悲しみの最後に・・・っていっても、よくわからなかったです。 現実世界の運の父親が危篤だったはずなのに、あれからどうなったんでしょうか。 異世界EDはこれまでのキャラとはちょっと違ってました。編実世界EDはまあまあよかったです。あの普通の格好はかっこよく見えますね。(あとは遊び人みたいだし) ちなみに運のルートは紅蓮のルートとも関係しているので、紅蓮ルートではローザがメグルに会いに行ったことも知らなかったし、紅蓮が姉への気持ちを自覚してメグルに「なあ、俺はどうしたらいいんだよ、ローゼンライト」と悩むシーンもここだけです。(うう、紅蓮可愛そう〜、てか紅蓮の方が好きだから妙に運の「僕にルイちゃんのことは任せて」発言はムカついた) 7)ユウト 隠しキャラといっても、毎回どのルートにも声は登場する話の元凶ですね。 他の全キャラを攻略後に扉が開かれますが、こちらのルートは何もせずただ、ダラダラと時間が過ぎてゆくのを待つだけなので、イベントが発生したときだけ見て、あとは他のことをしながらでもOKです。 一応各ルートの裏話的なイベントとか、(ローザが現実世界の紅蓮と瞳の姿を見たことや、トーヤが「刻の書」のことを知っていたこと、シャルの母がシャルを探していたことなど) なぜユウトがルイを憎んでいるのかという根本が語られるのですが、よくわかりません。 とにかくユウトは過去のルイが好きだったけど、一緒になれなくて憎しみのあまり魂がわかれてしまってルイに呪いをかけて、今のユウトは愛する心を忘れてしまっていたということですね。それで何千年もネチネチとルイの魂を苦しませていたという感じです。 ただ、ユウトの心の叫びとか、二人の従者たちの活躍、そしてEDは見てよかったです。 ただ、あの夕日というキャラはいまいち・・・雪草くんが好きだったらしいけども、それってストーリーに関係があったのでしょうか?それとも一人の人格として存在し、夕日としても人生を歩んでいるという意味なのかなあ?最後の「ありがとう、ルイ・リエペ」とかいうのも意味不明。 それと気になるのは、ユウトがルイを捕えている間にも他の王子たちを苦しませようとして、「ヴァイツは堕ちたか、王子は行方不明だそうだ」「ロッドの王子は流れ矢にあたって死んだそうだ」とルイに告げるのですが・・・EDを見て、彼らはどうなったの??と思いました。 雪草くんや紅蓮は大丈夫なんでしょうね!?じゃなかったら、困るよ〜(泣) どうせならハルカやメグル・・・(オイオイ) あ、あとジュンの兄、ラインさんのことも気になるんだよ〜 そうそう、初回版はバグでユウトとルイの出会いのスチルが見れないらしく、やはりダメだったけど、さすがに発売当初で新品なら交換もできるけどそうじゃないから仕方ないよね。(っていうか、申告する気力がない) ・・・・というわけで、コンプリートです(祝) 総合的には多少わけわからなくても、操作性が悪くても楽しめました。 てか、思ったより気に入りましたv そうですね〜、もう1回やりたいのはやっぱ純ルートかなあv(安心して見れるしな) 紅蓮は好きだけど、悲しいからなあ・・・(しかもローザがイヤだ) ちなみにその後、私は同日「遥か〜夢浮橋」をプレイし始めたのですが〜 新事実発覚。「遥か〜夢浮橋」をプレイして気になった南斗星君役の声優さんが堀江一眞さんなんですが〜 なんと「HOP STEP あいどる☆」の相原真琴役で出演していたとは!?いや、びっくり! しかも、「マーメイドプリズム」でもシェイド&ラインさんで出演していたなんて、なんか偶然というかすごいわ〜(たしかにシェイドはチョイ役のわりに出番が多かったよね) その他「リアルロデ」のマキシや「ウィスプ」のアーヴィン様だったなんて〜 気づくの遅いよ、私・・・(今人気なのね〜) ちなみに偶然といえば・・・ この「マメプリ」をする直前、長年放置の「リプル」を久しぶりにプレイしててちょうど最後の一人のセピオ王子を攻略していたのですね。 そのセピオは水の国ティアウォータの王子なんですが、イベントで「昔人魚を助けた青年と、その人魚の少女が一緒になったのがティアウォータ王家の始まりだっていう伝説があるんだよ」という話があったんですね。それで私は1つパロディを思いついて書き始めたんですけど、その直後この「マメプリ」を入手してプレイし始めたんですよ。で、そのまた直後、某漫画が入手できたんですけども、ろくに内容も知らずに読み始めたら、なんと人魚の話だったんですよ〜。なんか立て続けに人魚づいてるな〜って思いました。 (「人魚づいてる」って言葉もヘンか・・・) (暗転) もう新刊はどこも売り切れだから中古しか買えないよな〜と思ってましたが、無事予算内でビジュアルファンブックをゲットしましたv(古本屋もぼったくりなとこあるからなあ) んで、参考になったこと。 1)キャラの全身像。 特にジュン王子の人魚姿は・・・・「あんなふうにヒレがついていたのか〜」って分かったのと、やはり尾が太いよ(汗) あと、ハルカ王子の下半身は意外でした。ええ、てっきり下までロングかと思ってたので。 2)バグで見れなかったユウトとルイの出会いのスチル 3)現在の人物相関図で「紅蓮が純にあまりいい印象をもっていない」らしいことを知りました。 そりゃ大事な姉に近づく奴は皆気に入らないだろうけど、そんな風に見えなかったので意外でした。 それとも異世界のルイ・ミーアの婚約者として気に入らなかったのかな? 4)異世界の人物相関図で、はっきり「ジュンの兄ラインはルイに片思い」と書いてあり、「やっぱりそうだったんだ〜」とわかりました。でも、ラインさん既婚者なんだよね・・・ 5)紅蓮の異世界EDの解説で、ルイはグリーエンのことをかけがえのない存在だということを悟って、次第に心の変化が〜みたいなことが書いてあったので、「そうなんだ〜」と思いました。やったね、紅蓮v 6)あまりにラフな格好の現代のルイのお父さん。いったい何の仕事をしているのかと思ったら、「サラリーマン」だって。にしてはラフ過ぎると思ったけど、どうやら休日仕様らしい。 ちなみに書き下ろし小説はいまいちでした。(残念) (暗転) ドラマCDもゲットしました。(なんと2枚組で高かった) 感想はまたあとで〜 |