ドラキラと私

◆これも、設定を見て一度やってみたいゲームの１つでした。（異世界の王子さまがたくさんですよｖ）
キャラ絵はちょっと気になる部分もあるけどまあそれなりにかっこいいと思います。（スチルも好みが分かれるところで微妙～）
ＯＰアニメが綺麗でかっこよくて好きですｖちなみにその中で、異世界風の王子たちがなんか技を繰り出している場面があって、もしかして戦闘シーンがあるのかな？って思いました。
操作性はいまいち。セーブも時間がかかるので、セリフの履歴からジャンプしたほうがいいと後で悟りました。しかも、セーブ後プレイ画面に戻すのもまた面倒です。マップ画面でセーブすると、ロードした時に少し前から遡って始まるので、それも時間のロスですね。
でも、なかなか面白いので、またまた時間を忘れて週末の休みに部屋にこもってぶっ続けにやってましたｖ
ちなみにゲームをする前に、漫画の１巻を読んでみたのですが、全くイメージが違います。ゲームの方が可愛いし、かっこいいし、ギャグはあまりないので、漫画とゲームは別物だと思います。漫画は２巻完結、かなり急いでまとめた感ありです。でもゲームのとっかかりとしてはいいのでは？

◆とりあえす、キャラ紹介を交えて。
主人公はデフォルト名・橘透子。（めんどくさいので、そのまま）
一見、ショートヘアで、パンツルックのちょっと大人っぽい雰囲気です。（可愛い系というより美人系）なので、このゲームの特徴の１つでセリフ選択に（悪魔的・普通・天使的）の３つがあるのですが、どうも「天使的」なイメージがいまいち湧きません。というかセリフに違和感覚えることもしばしば。
キャラクターによってセリフを使い分けるのですが、悪魔的～天使的というのは正直面倒くさいです。しかも挨拶を返すのにタイムリミットがあるというのもあまり意味がなさそう。
しかも勝手に動くので、自分＝ヒロインという正直感情移入はできないかも。

それはさておき、ヒロインは一応帰国子女？３年ぶりに日本に帰ってきて、こちらの学園に編入。
そこで、学園名物の桜井４人兄弟＋１名と出会い、関わりを持つようになります。
一方、１６歳の誕生日を迎えた夜、グリュードという謎の男がいきなり部屋に現れ、透子を迎えにきたと言います。まあ、ここでホントなら怪しいにもほどがあると思うのだけど、そこはファンタジー。
男が言うには、透子の母親はイノラードという異世界人で、透子は人間とイノラード人のハーフ。その母方の血には何か秘密の力があるらしく、その血を絶やさないためにも、王家に嫁ぐ・・・いわゆる王妃候補として選ばれたのだという。（透子には兄がいるが、力は女系に受け継ぐらしい）
透子は信じられないながらも、真実を知るために承諾します。
そうして、透子をイノラードにて「覚醒の儀」を行い、正式に王妃候補とするはずだったのですが・・・

なぜか覚醒の儀は不完全なままに終わります。しかし、その後人間界に戻った透子の体は異変を感じるようになり、グリュードは、ハーフである透子には魔力が不足しているからではないかと考えます。
そうして行われるようになったのが、いわゆる吸愛と呼ばれるラブスティール（ＬＳ）。攻略対象と、会話の中で親密になると、魔力を高めるために相手の力を吸い取るらしく、ラブスティールが発動するのです。
場面によってはＬＳを我慢することもできるのですが、ＬＳをしないと魔力が高められず、つまりは異世界の王妃候補にはならないらしいです。（それはまたおいおい説明）
ちなみにそのＬＳシーンも、このゲームの売り。（相手に悟られないまま）相手の心の中に入っていくイメージらしいのですが、なぜか裸。しかもＬＳの間、あえぎ声というか、もだえ声というか、悩ましげな声が聞こえて、かなり妄想が・・・（笑）ただ、コントローラーのスティックをぐるぐる回さなければならないという面倒くささはあるのですけどね。私的にはボタンの連打よりマシで助かりましたけど。（手のひらでスティクをこねれば簡単ｖ）
ただ、謎なんですが、相手にさとられないというＬＳなのに回数が進むにつれ「君だったのか・・・」（陸）とか「あなたを信じてますよ」（湊）という声がしたので、「え？バレてるの？」とか思ったんですけど、そうでもないようで、どういう意味なんでしょうね？？

そんなわけで、会話とＬＳによって相手と親密になるようです。普段の会話はマップからお目当ての相手を探して話しかけるのですが、最初はだれがどこにいるのかわからないので（攻略とか見てないと）かなり時間のロスを感じますが、ＬＳの回数が多くなると、次第にマップに姿が現れるようになるので楽です。
あと、ヒロインはイノラードに行くと、衣服が変わり髪も伸びます。名前もそちら風で名づけることができます。で、人間界と異世界を行ったり来たりできるというのもミソです。（後で知ったけど「マーメイドプリズム」もそうらしいですね）
また親しくなった王子様もイノラードでは愛称で呼べるのですが、私はめんどうくさいのでそのままにしました。
以下、ＥＤの順で。

１）ＢＡＢ　ＥＤ（？）というか、覚醒もせず誰とも恋愛にならなかったＥＤです。
攻略サイトも見ずにやってみようということで、特定の相手を探さず、マップに出た人と会話して・・・と最初はまあ練習がてらにやってみたら、おかげでかなりむなしいＥＤになりました。いきなり異世界と行き来する鏡が割れて、今までの攻略対象たちが元からいなかったようにヒロインの記憶から抜け落ちてるのですよ。

２）湊（ラファエラ）Ｂｅｓｔ　ＥＤ
王子さまが誰が一番好みというのが当初はなかったんですが、とりあえず湊さんから攻略しました。
湊（そう）は学園名物桜井４人兄弟の二男で２年生、いかにも良家のおぼっちゃん、しかもお姫様カットなんで照れてる表情は美少女のようです。登場時にはあまりの声の小ささ、というか控え目さに驚き、他の３人の兄弟の影に隠れて存在感は薄いのですが（苦笑）、か～な～り気に入りましたｖなんといっても、真面目で可愛いのですｖｖ
威圧的な長兄の前では言いたいことも言えず、おどおどして、じれったいという場面も時折あるのですが、基本的に優しすぎる癒し系キャラです。チンピラを投げてしまう力を持っているのに、ケガをさせてしまうのではないかと心配してしまう人です。力を持っているのに謙虚すぎるというか、あと騙されやすい？（笑）会話の選択もわりと悩まず好感度を保てました。
会話と言えば・・・ヒロインより１学年上なのに話し言葉も非常に丁寧で、驚いた時の言葉が「まあ・・・！」ですよ。とがめる言葉も「なりません」です。ちょっと癖になりそうｖＬＳの時の声も（私にとっては）一番色っぽい気がしますｖ
そんな彼の正体は・・・（って、ゲーム設定見ればはっきり書いてあるから驚かない）異世界イノラードの２番目の王子、ラファエラ様。水の力を扱うようです。ラファエラのコスチュームも中華風というか古代日本っぽくて好みですｖ
でも、イベントスチルはいまいち・・・凪に負けてます。（あのヘアスチルはやめてほしかった）

◆このゲームでは、ヒロインと王子様はお互い正体を知らずに学園生活を送っていたので、ヒロインが覚醒して初めてイノラードで、王子と王妃候補として再会したというのは、話の流れも好きですねｖ
好感度だけじゃなくてＬＳの回数とかも、進行に関係あるようです。
ＥＤにはキオクノカケラが関係してて、ＬＳをすると何枚目がで、相手の記憶のカケラを取得できるのですが、４つで１枚の絵というか記憶が完成。そして３つと４つでＥＤが変わるらしいです。

しかし・・・
ヒロインが覚醒してからは、ほとんど異世界の話オンリー（異世界ルート）になるのですが、そこから長い、長い、長すぎる話が続きます。いえ、話は面白くていいのですが、選択肢も何もないので、ＴＶアニメのように見てるだけというか。てっきり、異世界でもヒロインはマップ移動とかするのかと思ったのに全くなし。
さらに古代の大魔道師ハーデフが現れ、イノラードに危機に陥れるのですが、それもプレイヤーはずっと見てるだけ。そのあたりでＲＰＧじゃないけど、操作できる何かがあったらよかったのになあと思います。
戦闘もあるにはあったけど、やはり見てるだけ。だからあっけない。達成感がない・・・ような？
で、そのままＥＤへ直行ですからね。つまりこのゲームはヒロインが覚醒するまでがプレイで、その後はそのまんま長～いＥＤ（物語）・・・というような気がしました。（どうやらイノラード編というらしい）
（追記：他のキャラは１つぐらい多少選択肢がありました）

でも、この時点ではまだ謎が多いです。大体「王妃候補」って、王の妃の候補でしょ？王子の妃じゃない。なのに、ラファエラとヒロインは「これからも一緒にいよう」って終わってるのが、なんか変。
４人の王子のうち誰が王位を継ぐのかわからないのに。てっきりヒロインが王妃候補だから、ラファエラが王を目指す（もしくはなる）のかと思ったのに、何もそのことについて触れていません。ラファエラが「私は、今ほど王子という立場を嬉しく思ったことはありません」と言ってるのを聞いて、これはヒロインを妃にできる可能性があるからだと思って、他の兄弟と競う気概があるというか前向きな言葉だと思ったのですが、何やら肩すかしでした。それなら、最初から「王子妃候補」とか言ってほしかったなあ。
あとで思うに「王妃＝王家の妃」っぽいニュアンスのようです。

もう一人の王妃候補ネルヴィルも、いまいち役割がないというか。全然ヒロインと競うこともないし。
その子のお父さんもなんだかいい人っぽくて怪しい。普通なら娘のライバルにあたるヒロインを厳しい目で見てそうなのに。でもって、なんだかヒロインのお母さんとなにかいわくありげな雰囲気で謎。
王子たちの母親である現王妃は、王より威厳があって怖そうです。ヒロインは疎まれがち。なんだけど、そこから特に何も出番がなかったので、これまた生かしきれてない気がしますが、これはラファエラルートだからでしょうか？他のキャラでわかるのかな？（追記：後でわかったこともありました）

３）陸　初回ＢＡＤ　ＥＤ
今回もちょっと実験的に、プレイしてみました。目当ての男性がマップ上にいない時はとっとと家に帰ったりして、わざと不在場所を選んで時間短縮してみたのですが・・・学園祭までにキオクノカケラを４つ集めることができず、ダメでした。
面倒でも、他の人も相手をしてＬＳをしないと、魔力もあがらないんですよね。はあ・・・
しかし、この陸（りく）は２回してもダメでした。２回目はキオクノカケラを４つ集めたのに、ＢＡＤ　ＥＤ。な～ぜ～！？と、仕方なく攻略サイトさまを見てみたら、な～に～？！陸は１度目は強制ＢＡＤ　ＥＤですって～！？（泣）どおりで会話が不自然だと思ったよ。でもそれって、「ロデ」のワタルと同じじゃない？
ただ、「ロデ」は前の引き継ぎデータから何周目とか、初めからしないといけないらしいけど、これはそんなことないと思いたい。（楽しみが減るのでできるだけ攻略サイトを見ないようにしてます）
しかも、陸のやっかいなとこは、もう一人のキャラとの親密度も連動してくるらしい。（なんじゃ、そりゃ～！）ただでさえ、選択しにくい陸なのに。・・・てなわけで、とりあえず陸は後回しです。
陸の紹介はまたあとで～。

４）緋　ミニＢＡＤ　ＥＤＳ（勝手に命名）
狙ったわけではなく、ハッピーエンドを狙ったら、異世界ルートに入る直前の選択肢１つ違ってＢＡＤ　ＥＤ（がっくり）　最後、ニヤリとした顔が怖かったよ～
さらに異世界ルートに入っても、緋（あき）の場合、選択肢が１つあって、これまた違うのを選ぶとＢＡＤでした。緋の紹介は次で。

５）緋（カルラ）Ｂｅｓｔ　ＥＤ
４）の選択肢からロードできたので、よかった～！
さて、緋（あき）は桜井４人兄弟の長男で３年生の生徒会長なのですが～、普通生徒会長キャラって優等生っぽいというか、もしくは明るいキャラが多いと思うんだけど、（たしかに勉強はできてリーダーシップはあるんですが）緋はなんといっても怖いんです。いつもいつも不機嫌で怒って怒鳴ってる感じ。ヒロインに対しても罵倒してますよ。なので、親密になってもやはり怖いと思うのはこの人だけかも。（特に「お前は犬だ」発言とか、「お前、なんの目的に俺に近づいている」とか言ってきたときは超怖かったです・・・・（ブルブル）見た目はかっこいいんだけどね。弟の陸とは何か確執はあるのか、一触即発のかなり危険な関係です。
そんな彼の正体は、同じく異世界イノラードの１番目の王子、カルラ。この方のコスチュームを初めて見た時、長男なのに半ズボンかよ、と思いました。（長男が半ズボンをはくのが悪いわけじゃなくて、年長者が半ズボンなのが珍しいってことです）新鮮でかっこいいですよ？ちなみに火の力を扱うようで、なぜか武器は短銃です。
このカルラの話は、なかなかよかったです。ただ、たぶんどのキャラでも共通してるのだろうけど、魔道師ハーデフが魔の手を伸ばすのって、みんな心の隙とか闇の部分を狙って・・・という感じなので、ドロドロした話にはなるのですけどね。特にカルラは人間界においても、弟の陸とは相いれない理由があったからね。しかし！このＥＤはちゃんとヒロインが王妃になってたんで「王妃候補」も納得しました。
（余談ですが、声が鈴置さんに似てる部分があります・・・）

６）緋　ＢＡＤ　ＥＤ
これが正当な？緋のＢＡＤ　ＥＤらしいです。が！！なんだよ、それって感じでした。だって、ホントにホントの最後だけが恋愛ＥＤと違うだけ。それまでは全く同じ流れなんですよ。なのに、最後にどんでん返しでカウンターパンチですよ。そこでライバル候補の役目があったのですね、は～納得。でも、やっぱむなしかったです。てか、時間を返してほしいＥＤですね。予想では誰かが「死んじゃう」ＥＤかと思ってました。

７）凪　（エアル）Ｂｅｓｔ　ＥＤ
凪・・・可愛すぎるｖｖ・・・と、のっけからすみません。
凪は桜井４人兄弟の末っ子、ヒロインより１つ年下なのに、なぜか同級の別クラス。皆さん書いてるように、見た目とぽや～んとしてるところは「コルダ」の志水くんに似ています。が、他のルートではかなり不思議キャラというか無愛想キャラだったんですが、（何せ緋の言いなりになってる感じだし、でも）凪くんだけを相手にしてたら、可愛くってｖｖ　最初は無表情だったのが、次第に動物の餌付けに成功したみたいに、懐いて素直になってくるのが快感です。
多少こもったような声質が気になったのですが、許容範囲。（フリートークでフレッシュさんらしい）
話では途中仲がヒヤリとする場面があったものの、自然な流れで修復したのでうまいと思います。で、ほのぼの～としてるかと思いきや、いきなり無邪気にキスしちゃったり、今までヒロインのことを「アナタ」と呼んでいたのが、凪くんに気がある女生徒に向かっては「つきあってるよ、ねえ、透子」といきなり呼び捨てにしたりで、思わずドキリとさせてくれます。
年下のコにアナタって呼ばれるの、私は好きみたいです。妙に懐かしい気がしたのですが、思えば「ＨＯＰ　ＳＴＥＰ」の川井君にも「アナタ」って呼ばれていたよなあ～としみじみ。
（わからない人は、ＨＯＰ　ＳＴＥＰのページを見てちょ）
ちなみに、このルートではかなり湊さんが、お兄さんらしく凪のことを心配して出張っています。

そんな凪くんの正体は、同じく異世界イノラードの４番目の王子、エアル。でも、王子っぽくないんだよな～。なにせコスチュームがフードつきだから、どっちかというと魔法使いっぽいというか、イメージでいうとタロットカードの「愚者」とか（苦笑）・・・大きな杖も持ってるしね。風の力を扱うようです。
彼は今まで無関心に生きてきたので、統治している領地は荒れ放題。ヒロインのおかげで、頑張ろうとするエアルは応援したくなりますし、母親である王妃さまにヒロインと挨拶に行く場面も微笑ましかったです。
ただ、このエアルの話は、その王妃さまとの心のつながりがメインだったのですね。なかなか感動しました。エアルがこんな風になってしまった訳とか、王妃さまも本当に冷たい人ではなかったんだなって、わかったし。最後のＥＤもよかったです。
・・・比べちゃ悪いけど、ラファエラさまのＥＤもスチルも頑張ってほしかったなあ・・・（残念）

ところで、このルートでわかったこと。それは「王妃候補」の範囲。ヒロインと一緒になりたいエアルに向かって、王妃様が「彼女は～の生まれ変わり。王妃、もしくは王位に近い者の伴侶となるべき者。第四子のそなたでは釣り合いが取れません」とか言うんです。
だからかなあ？ラファエラ様が相手でもよかったのは。ラファエラさまの時は別に反対されてなかったし。でも、ラファエラ様の王位継承って何番目？　アッシュ・カルラに次いでだと３番目。だとするとヒロインを嫁にできるのか微妙ですよ。ってことで引き続き謎。
ちなみに、凪くん攻略中に公式ビジュアルファンブックを買うことに決めましたｖｖ

８）イヴァ　Ｂｅｓｔ　ＥＤ
イヴァはヒロインがひったくりにあった時に結果的に助けてくれた（？）謎の男の子です。クラブに入り浸っててちょっと不良っぽい感じがするのですが、ヒロインはなぜだか気になりイヴァに会いたくて付きまといます。（ん～、緋の時もそうだったけど、小悪魔タイプのヒロインはしつこいのかも）
正直、ひったくりにあったからって、一人で見知らぬクラブに入り込んだり、犯人の男たちとケンカするヒロインもすごいと思います。・・・無謀ですね。かと思うと、「チームとかヘッドとかって何？」と辞書を引くところがボケてます。たしか帰国子女だったような。（まあ、英語の意味は違うけど）
で、イヴァは他のキャラと違って、イノラードとは関係ないだろうなあと思ってたんですけども、まさか蘇芳くんと関係が深いとは思いませんでした。桜井兄弟との接触を避けていると登場する蘇芳君に、「もしかして・・・」と思い始めましたけどね～。
（蘇芳くんは、ヒロインの幼馴染で、３年ぶりに再開。まじめで融通がきかなく女嫌いで固そうなクラス委員長。容姿はあまり好きじゃないです）
イヴァは・・・かっこいいかもしれないけど、私は真面目なので（笑）こういうデンジャラスな人は好みません。すぐに暴力を振るう人や、力で決着するのも好きではないです。
（やっぱどっちかというと、湊さんとか、凪くんとかが好きだなｖ）
なので、あんまりときめくことはなかったんですけども、ただヒロインがイヴァにホントのことを言っても信じてもらえないと言うところは、。どうしてわかってくれないの！？っていう気持ちが感情移入できてちょっと泣けそうでした。
あと、イヴァはイノラード人じゃないから最後まで人間界オンリーで話が進むのかと思いきや、さすがドラキラ、無理やり彼までイノラードへ引きずり込みましたね。その点はお見事というかその無理やりさに感心しました。ＥＤとしては物足りなかったです。

９）蓮　（グリュード）　Ｂｅｓｔ　ＥＤ
いいですか？公式ビジュアルファンブック・・・は、攻略前には見てはいけません！！楽しみがなくなりますよ。分かってたけど、私もちょこ～っと誘惑に勝てずに、一部見てしまって「あ～あ」と思いましたもん。なので、グリュードさんの正体（蓮ということじゃないよ）というか境遇というかを知っても驚き半減でした。
このルートではセインが頑張ってますね～、さすが義兄弟です。
蓮さんは皐月蓮といって、桜井４人兄弟の叔父で、学園の理事の一人です。故あって屋敷で４人兄弟の面倒を見ています。それこそ食事の支度まで。でもって、理事のくせしてヒロインのことを「お嬢様」と言います。穏やかで、大人の人って感じなのですが、プレイヤーは「蓮＝グリュード」って知っているので、なんかヒロインが滑稽に見えます。
私はあんまり・・・かな。なんか彼は天使的なヒロインがお好みみたいだけど、真面目すぎるんだよなあ。湊さんの素朴な真面目さとは違う、どちらかといえば蘇芳くんのような固く踏ん張ってるような使命感の真面目さがあるので、セリフ選択も私は結構苦労したかも。
そうそう、なんかもう、国王ってばハーデフにとりつかれっぱなしですね。もっとしっかりしてよ、と言いたくなります。でも、この話だけハーデフが昇天するんだよね。（今までの他のルートは「また蘇るぞ～」で終わってます）で、そこでファルティナとハーデフの関係はわかったんだけど、詳しくは不明。

ところで、グリュードの謎でまだわからないことがあります。というのも、たしかヒロインを迎えに来た時「故郷にお連れすると約束しました」とか「お忘れですか？」って言ってたと思うのだけど、ＥＤを迎えてもそれに関しての答えがなかったですよ。同じく金平糖もまるで昔貰ったような感じだったんですけども、それも何も触れませんでした。てっきりヒロインが幼い時に出会ったのかと思ったのになあ。

１０）凪（エアル）バッドエンド
凪Ｈａｐｐｙ　ＥＤと同じパターンで最後だけが悲劇という奴ですね。これも、ついビジュアルブックでスチルを見てしまったんで、ショックは少なかったかも。そのスチルは悲しくも綺麗でした。
まあライバルと結ばれるよりはマシだったかな。

１１）陸　（アッシュ）Ｂｅｓｔ　ＥＤ
陸は桜井４人兄弟の３男坊で、見た目さわやかで誰とでも仲良く人気者。ヒロインと同じクラスで、席も隣。何かと接点のある彼ですが、私はこいつは絶対腹黒いと思ってました。うさんくさいというか。
どうもつかみきれないので、会話選択もかなり難しかったです。
ただ、緋の嫌がらせに耐えてるというか、そういうところはストレスたまるよなと思ってましたけど。
で、その陸のＢｅｓｔ　ＥＤ。強制ＢＡＤ　ＥＤを経て、やはり「初めから」でないと辿れませんでした。（チェッ）しかも、蓮の好感度も関係してきます。もう疲れて面倒だったので、こればかりはファンブックの攻略を見ましたよ。すると、途中の会話も変わって、初回ではなかったイベントも発生しました。
しかし・・・これってどこがベストなの？っていうか、どこがヒロインと恋愛してるんだろうって話でした。特に陸は、好感度があがっても全然ヒロインに惚れてない。というか、そういうそぶりが全くない。まるで口先男です。ドタキャンなんてもってのほか。急に態度を変える気まぐれ者に、私なら閉口します。なのに、ヒロインのほうが陸にベタ惚れなので、ひどいことをされても全然動じない。なんか見ていてムカムカしました。なんでそんなに媚びてへりくだるの？って思ってしまいます。陸をガツンと殴ってやりたかったです。まあ、でもそういう話なんで仕方ないし、イノラード編に入ったら見てるだけだし。

そんなわけで、陸の正体はイノラードの３番目の王子、アッシュです。
容姿は兄弟王子の中では一番王子らしい格好です。（後ろで髪を束ねているのがミソ）
３番目の王子なのに、予言のせいで長男カルラを差し置き次期国王に指名されたらしい。そのおかげでカルラから命さえ狙われることもしばしば。じゃあ、悲劇の王子かというと、そうでもなく、やはりというかなんというか、ハーデフのせいで、より暗黒になってしまいました。王子、乱心って感じです。ここでも、謎が生まれたんですけどね。（なぜにハーデフの覚醒があるのか、ホントに生まれ変わりなのか）にしても、アッシュの生まれは、なんか救われないなあ。グレても仕方ないかも。
あと、ハーデフを封印したあと、てっきりヒロインとのスチルがあると思っていたのに、なんとグリュードと抱き合ってるし。（ヒロインの立場はいったい・・・）なので、どこが恋愛ＥＤなのと思ったけど、最後の最後で、ラブラブスチルがありました。（おでこにチュｖ）でも、まだ王にはなってないんだよね。
にしても、今でもアッシュはヒロインがホントに好きだったのかわからないです。どこがホントでどこが演技なのか・・・難しい奴です。

１２）海斗　Ｂｅｓｔ　ＥＤ
海斗っていうのは、ヒロインのお兄ちゃんです。アプリコットの同様、妹バカの人です。（シスコン）
でも、こういうお兄ちゃんがいたら頼りがいがあるよなあと思うし、やはり彼女が出来たら嫉妬すると思います。それぐらい妹を大事にしてくれるお兄ちゃんです。途中のスチルもちょっとドキドキ。
ですが、残念ながら恋愛ＥＤにはなりえません。海斗のＢｅｓｔ　ＥＤは、家族一緒に幸せに過ごすＥＤです。もしくは「私が私が結婚するまで一緒にいてね、お兄ちゃんｖＥＤ」といえるでしょう。
彼も実は秘密があって、イノラードの世界とは全く無縁ではありませんでした。
これまたファンブックで見てしまったために、楽しみ半減です。
てなわけで、なんでお兄ちゃんに好感度があるのかわかったことでしょう。ただし、ファンブックによると、最初から妹に対して愛情ＭＡＸなのでＬＳは出来ないとのこと。（これまた残念？）

１３）海斗　ＢＡＤ　２ＥＤ
海斗のルートに入ってからの選択肢によって、ＥＤは２つにわかれます。
Ｂｅｓｔ　ＥＤに対して、家族がそろわないＥＤですね。

１４）イヴァ　ＢＡＤ　ＥＤ
ん～、スチルはファンブックで先に見ちゃったからなあ。でも、なんでそうなったのかいまいちわからない。ヒロインがハーデフにとっつかれてしまう、ちょっと怖めなＥＤです。

あと残りは、グリュードのＢＡＤ、陸のＢＡＤ、湊のＢＡＤ（ＢＡＤばかりで見る気がしないなあ・・・、ファンブックでスチルもわかってるし）ライバルの女の子とのイベントぐらいかな。ボチボチやります。
ちなみに条件でメガネモードになるらしいのだけど、単にキャラにメガネをかけることができるだけというもので、どうってことないです。

ＣＤ語り

ドラキラは昨今のゲームじゃ珍しくあまりＣＤを出していないので、物足りなくもあり、また金銭面では助かった面があります。ってことで、出ているのはたったの３枚です。しかも、ドラマＣＤなし。ちょっとこれは寂しかったかな・・・って思うんだけど、限定版じゃなかったから特典のＣＤは聴いてないしね、それはまた機会があったらにします。

◆「赤と黒～Ｃｏｒｋｃｌｏｗ」
これね～、当初特に欲しくもなかったんだけど、その時たまったまアマゾンで新品がなぜか約半額扱いだったんですよ。（今はなぜかまた元に戻ってる）で、安かったんでついでに買ったんですね。で、ろくに説明も見ずに購入したんで、てっきり主題歌だけかと思ったんです。
ゲームの主題歌もアニメとともにお気に入りだったんですが、これ１曲かたぶんカラオケバージョンとかあるんだろうなあと思ってたんですが、届いて確認してみたら、なんとサントラが入ってたんですねえ。知らなかっただけに嬉しかったです。
この主題歌はゲームでもアニメとともに超かっこいい曲です。繰り返して聴きたい曲ですね。ただ、攻略キャラの声優さんがいろいろと歌っているのでパートによっては「ん？」と思う部分もあるのですが、全体的にお気に入りな曲で、フルバージョンとショートバージョンが収録されています。
で、サントラですが、まあ、ゲームのサントラではありがちな短い曲ばかりです。（リアルロデは別格ですね）なので、最初はキャラクターのバックで流れる曲から場面場面のＢＧＭへと続きます。
で、ここでナイスなのは例のラブスティール時の音楽があるんですね～ｖｖ
ただ、ゲームでは途中で曲の雰囲気が変わるのですが、ＣＤでは２曲に分かれています。
私はキラキラしい２つ目（ラブスティール後半）の曲が好きです。（最後の太鼓というかドンドコドンドコというリズムが面白いので）
ちなみに作曲した方のコメントでは、ドラキラのＢＧＭにあうようかなりリテイクをくらったそうですよ？
そうそう、ジャケットもかっこいいです。

◆「パッション」
キャラクターＣＤと銘打ってますが、３人まとめてです。一人一人ＣＤを別に発売されるよりマシですが、歌とかは別にしてほしかったなあと思います。（ちなみにプラケースが普通のと違います）
こちらのＣＤでは、長男、緋と四男、凪とそしてなぜかイヴァの組み合わせ。
イメージ的には緋とイヴァの強面？タイプが同じっぽいんと思うのだけど、（たしか二人とも小悪魔ヒロインが好きだった）なぜかそこにおとなしい凪がいるんですよ。やはりいつも緋についているからでしょうか。
それはさておき、歌も三人一緒で１曲。そしてヒロインへの語りがそれぞれ、そしてメッセージ集もそれぞれ・・・という構成です。歌はよかったですｖ
メッセージ集はメッセージ集は緋は「おい」イヴァは「よう」で始まります。どのＣＤでも思うけど、こういうメッセージ集は何に使うんですかね。私にはあまり役に立たないし、ただひたすらセリフを言ってるのを聴くのもちょっと興ざめ。しかも、キャラが変わる時も間隔なしで続くから違和感ありまくりです。
しかも、甘いささやきを吐いていたと思ったら次は「誕生日おめでとう」「あけましておめでとう」とかやられるからガックリです・・・これは次の「イノセント」でも同じことですけどね。
語りはヒロインへの心のうちを語っているのでよかったと思います。
これはゲームをクリアしてから聴くとよいです。あの時彼はこう思ってたのか～ということもわかる部分もあります。凪が好きなので、凪の語りがお気に入りなんですけども。
イヴァはイヴァらしいなと思いましたが、聴いててキツかったのは俺さまの緋です。
たぶん緋ファンはいいと思うのですが、そうでないと、かなり威圧的でやたら「俺の女」「俺の言うことを聞け」「俺のそばにいろ」の連発でしつこくてゲンナリします。怖くてとても愛の言葉とは思えないです。

◆「イノセント」
こちらは次男、湊と三男、陸の組み合わせ。発売時期だと「パッション」よりもこちらのほうが早いので、最後の声優さん座談会の話はこちらから聞いた方がわかりやすいです。
こちらもまず二人の歌から始まります。ちょっと優しめなのでインパクトは少なめ。
で、湊さんの語りは・・・うう、やはりよいですｖｖ
やっぱファンだとよいのですねｖ（緋のファンの方ごめんなさい）
「ああ、湊さんだなあ・・・」と姿を思い浮かべながら聴いてました。
相変わらず奥ゆかしくてたまらないですｖところどころに聞こえる吐息もグーｖ（バカ）
あのまったりした湊さんが熱くなるところが見たいですね（ふふふｖ）
で、陸は・・・「え～？？」と思いながら聴いてました。いや、陸は陸なんだけど、セリフはヒロインにメロメロっぽいんだけど、ゲームじゃそんな素振りなかったじゃんかーって言いたかったです。
むしろいじめてたんじゃないの？ドタキャンもしたしさーって陸に不信感があるので、どうも違和感が。
それともあれは陸の演技だったのかしら？？ともかく陸についてはメッセージも含めて、白バージョンと黒バージョンが入り乱れてますよ。それこそが陸らしいけどね。
にしてもやっぱ二人のかけあいとか聴きたかったなあ・・・