〜クロアリと私〜
さてさて、「クロアリ」とは「ハートの国のアリス」の続編で「クローバーの国のアリス」のことですが〜。 前作の世界が好きだったので、これも予約して買いました。(2007.12.25だったかな?) しかし、実際にプレイしたのは数ヵ月後、2008年の5月でした。 なぜかというと、時間がなかったのもそうですが、まだ「ハトアリ」のほうをコンプリートしていなかったからです。 ■そんなわけで、プレイしはじめたのですが〜 さっそくため息です。・・・疲れて。っていうか〜、実際に攻略モードに入るまでにめっちゃ長いんです。前置きが長いというかたるい。だらだらです。そりゃハトアリの時も長かったですよ。でもハトアリはペーターに引きずりこまれて、滞在先を決める時点でセーブすれば、あとはそこからやればいいわけで。(まあ、時計塔に滞在するには1度「はじめから」でないといけないけど) 少なくとも長ったらしい前置きは2回ですんだわけだ。 が、クロアリは当初に滞在先を決めなくてはいけないので、滞在先のキャラを攻略したい場合は少なくとも3回はだらだら〜っとした前置きを読まなくてはいけない。つまり「はじめから」でないと滞在先が変更できないし。 今回は、前作で「元の世界に戻らず誰とも恋に落ちずお友達状態でいる主人公」という設定らしいせいかもしれないが、キャラ紹介もかねて、他の領土を毎回回って会わなければゲームが始まらないのだ。なので、その間のアリスのセリフがおんなじことばっか繰り返して言ってて、とにかくくどい!くどすぎる。まあ、今までもアラロスやハートでもそういうレビューを書いてた方はいたけど、さすがに今回は私もそう思わずにはいられなかった。イライラ〜 ★ハトアリ・・・プロローグ→滞在先を決める(セーブ)→それぞれ攻略 ★クロアリ・・・「はじめから」滞在先を決める→プロローグ(滞在先のほか3箇所回る)→滞在先攻略(セーブ) なので、ペーター好きな私は当初「ハートの城」を滞在先に選んでプレイしようと思ったが、ゲームに至るまであまりの会話のたるさに中途で飽きてきて、やっぱり「森」にした。 (なぜなら今回「遊園地と時計塔」がなくなり「森とクローバーの塔」が出現し、多少新鮮さがあるのではないかと思ったから) ■んで、滞在先を「森」にしてプレイする。 「森」だと、前作の「遊園地」にいた「ボリス」と、新キャラのネズミの「ピアス」が恋愛対象。 1)ボリス(チェシャネコ) ・・・全体的に今作のボリスは優しい。前より好きになったvかっこいいですvv やっぱ最初からお友達のせいかな〜。前作はアリスが「元の世界に戻る、戻らない」とかちょっと修羅場っぽかったし、ボリスも銃マニアで物騒だったけど、今回は総合的にはおだやか〜な(?)初々しい(?)カップルな感じでしたね。チェシャ猫の仕事というか特技も垣間見えたし、なかなか興味深かったです。 他の男に嫉妬したり、アリスの猫に嫉妬したり、ある意味微笑ましい(??)というか。 ただ、途中は甘いんだけどラストがいまいち、恋人じゃなくてファミリーっぽくてほのぼのだったのが残念といえば残念。出会いイベントでは「ビバルディ」との猫缶イベントが面白くて笑っちゃいました。あと、「ピアス」とのチーズフォンデュイベントも面白かったですvおすすめ 2)ピアス=ヴィリエ(眠りネズミ・帽子屋ファミリーの掃除屋) ・・・今回初登場。一応マフィアの帽子屋ファミリーの一員らしい、コーヒー好きな眠りネズミ。少し頭が悪い。なぜか天敵のボリスと同じ森に生息している。(ていうか、住んでいた森にボリスがやってきたというほうが正しいかも。でも、そこから移動しない) このキャラもある意味すごく立っている(みんなかぶってないからすげ〜) ホシさんの声もぴったりっていうか、あの独特な話し方っていうか、代表キャラになりそうなぐらい。とにかく騒がしくて可愛い・・・だけど、やはりこのゲームのキャラらしく裏があって。 おバカな感じがするのに、時折垣間見るゾクリとする冷たい視線。こういうキャラっていいかもv・・・とか思ったら、またまたその裏があって。やってくれるぜとある意味感心したが、正直私にはちと刺激が強すぎた。恋愛面ではなく殺人面で。そういう意味では残念でならない。 はっきり言って、不快・・・というか見るに耐えない。気分が悪くなる。 ペーターの「頭をぶっとばす」、双子の「斧でなぎ倒す」・・・そういう場面は「ハート」でもあったけど、できるだけぼかしていたイラストだったと思う。あれでも。 もちろん、同じクインロゼの「アラロス」でも1箇所不快なイベントはあった。ロベルトのカジノで騒いだ客にロベルトが痛めつけるところ。手の甲に剣をつきさしているスチルも文も、痛くて見れなかった。それと同じ。今度はピアスが倒れている男にナイフというかギザギザのこぎり?をざくざく突き刺してるスチル。しかも効果音つき。この音ダメだ〜!!うげ〜! 想像するだけで気分が悪くなった。つーか、想像しなければいいのだが、してしまう。 気持ち悪くてふらふらになりそうだったよ。なので、感受性の強い方は絶対おすすめしません。とばすか、音を消してプレイすることをお勧めします。そこを我慢すると、またまた甘くなります。 でも、また気分の悪くなる場面があって、かなり浮き沈みが激しいです。こうなってくると、ボリスがすんごくまともに思えますね。なんていうか、正直ボリスに「わ〜ん」って泣きつきたい感じ。ピアス、微妙〜。可愛いんだけど、仕事が・・・やめてほし〜(切実) そうそう、ピアスは味覚オンチかもです。イベント参照 ■今度は「帽子屋」に滞在。(前作と同じキャラたちです) 3)ディー&ダム(ブラッディツインズ・帽子屋の双子の門番) ・・・HPで大きくなったスチルがあったので、てっきり薬のせいかと思ったら、(ピアスのイベントでは薬でアリスが小さくなっていた)なんと体の時間を自由自在にできるとは。 (追記:どうやらこの世界では当たり前のよう。あとで王様も会合で少し若くなっていた) 「役持ちなら誰でも時間を進めることができる」というのなら、なぜビバルディは若さがうらやましいと言うのだろう。(双子とビバルディのイベントより) そもそも自分の好きな年齢でとめることができるのか? それとも時間を早めるのは今の時点からで、赤ん坊にはなれないのかもしれない。(謎だ) しかも髪の毛の長さまで調節できるのも不思議だ。 双子たちは「ハート」では、ペーターに次ぐ好きなキャラだ。ただ、「ハート」では子供のずる賢さ(?)を前面にアリスを押し倒していたけど、今回はやはり最初から友人だからか、ある意味めちゃ慕っていて、総合的に一途で可愛いかったですよ。 確かに途中やはり危険なヤバイセリフは多々あったものの、今回は(アリスはなんとか拒んだのか?)前作よかエロさは薄らいだ・・・かもしれない。 ていうか、双子たちのアリスを思う気持ちのほうが前面的に押し出されていた・・・かな。 なんとかアリスの気をひこうとする双子が健気というか(それも彼らの思う壺?) だもんで、EDはすごくさわやかでしたよ。よかったですv 最後のブラッドの一言もなかなかよかったです。そう、前作のペーターEDのビバルディのようで。 なんかEDが大人と子供と2つあるようですが、とりあえず大人EDを先に見ました。 あの、おいていかれそうなアリスの焦りはわかるような気がします。なので、戻ってきてくれた双子たちにホッとしたり。 それにしても、大人の彼らはかっこいい〜し、声も良すぎvですよ(クラリ) それだけでもプレイする価値ありかも。 その後、途中のセーブポイントからやり直して、(途中からはちょっと大変だったけど)今度は子供EDを狙いました。もう(前作とは違って)ただただ可愛いEDでした。ほのぼのです。 私は前作のEDは、オヤジくさいエロさを彷彿させる会話があまり好きではなかったので、そういう意味では今回のさわやかEDは好きですね〜v (追記・非滞在地友情イベントにて、彼らの過去?が少し垣間見えます。アリスに「どうして叩かないの?」「僕たちが好きになる人は、僕たちを叩くんだ」「僕たちは不気味なんだって」とかいうのがちょっと切なかったです) ■ここまでやってみて、(まだまだ攻略キャラありですが) ハートは「嵐」のような感じで、クローバーは「凪」のような感じだと思いました。 (暗転) あれからゲームは全く進んでいませんが、最近ようやくメーカー通販予約特典CD−ROMを見ました。(遅すぎ。2008.11末) これはPC用なのでインストールせねばならないんですね。で、中身は特別に収録されたキャラたちのセリフとか、声優さんのトークが入ってます。ちなみにたしかこの予約特典の中身は2種類あったんですよね。あろうことか、キャラが分かれていたんですよ。さすがにソフト2本もいらないですからね(特典目当てなら購入するかもですが)私の場合、基準はやはりペーター。ペーターがあるほうを選びました。でもって、そこにブラッディツインズがいたら迷うことなしです。つまり私が見たものは「ペーター・ブラッド・ツインズ・ボリス・グレイ」の組み合わせだったのでした。(ボリスも好きだからよかったvピアスがないのは惜しいかな) ただね〜、やっぱセリフがダラダラしすぎな気がしました。いくらこういうシチュエーションという設定があっても、ちとしつこすぎですね。まあ、シナリオも同じですから仕方ないか。ぶっ続けで聞くとちょっとキツイものがあります。 ■PS2ハトアリ予約特典ドラマCDを聞いて、久しぶりにゲームをしたくなりました。てなわけで、6か月ぶりにディクス・イン。久しぶりなので最初からプレイして「ハートの城」に滞在しました。 4)ペーター=ホイワト(白ウサギ・ハートの城の宰相) ハトアリでも同様、キャラクターでは一番のお気に入りです。(現実にいたら怖い変態だけど) ますますおかしさに磨きがかかっているようで、こんな熱烈で変態なセリフを一人収録している声優さんに思いを馳せてしまいます(笑) は〜、でもドキドキしましたよ。なんていうか、この世界の恋愛はいわゆる普通とか常識というものがないので、まずベタベタした関係(Hをしたとか)になってから「恋人になりましょう」みたいな感じなのが多いですかね。なので、「あんなことまでしているのに恋人じゃない」っていうのがよくあるみたいです。 自分はアリスが好きだと言い続けているのに、自分は好きになってもらう価値もないと思っているペーターがすんごく愛しいですvvなので、アリスがピクニックでペーターに告白するイベントはすごくよかったな〜って思います。いつものペーターらしからぬ、言葉少なめ感激で胸がいっぱいな感じがして。は〜、やっぱ私はペーターを応援してしまうんですよね〜。たしかに何をおいても自分だけを愛して許してくれる存在というのは貴重ですよね。(ペーターは極端すぎますが) 当初のイベントでやたらペーターが「好き好き」言ってて、アリスは(中身が伴わない言葉だけのもの)と冷めてますが、ペーター好きの私は、声を聞いてるだけでもクラクラしてました。 そうそうEDで、アリスがペーターの素肌?に触ろうとするのも結構ドキドキな感じです。(私はてっきりしっぽを確かめるのかと思ったわ) そうそう、ここで初めてペーターの過去っぽい話が少し聴けます。彼は話す価値もないつまらないものと表現していましたが。もともとは役なしだったらしいです。たしかビバルディもハトアリでそのようなことだったなあ。ってことは、いきなり先代?の役つきが死んでしまったら、自動的に?誰から選ばれて「顔なし→顔あり」になるのかな?・・・役なしの時のペーター、見たいかも。 だって、「役なしのカード」は殺されても文句は言えない。役つきになるとどういう風に意識が変化するのか気になります。 あとはペーターが実は味覚オンチ?だということが発覚。といっても、たぶん心理的なもののようで「一応食べることはできるけど、何も味はしない。アリスがいると不思議と美味しく感じる」らしく本人も首をかしげてますが、なんだかそこも切ないですね。放っておけないような・・・ ・・・その後、ペーター関連のイベントをいろいろと見てみました。「ペーターとブラッド」は異色の会話でボラッド相手に電波なペーターが大笑いです。「エースが捕まえたウサギをアリスが保護して、嫉妬するペーター」も可愛かったですね。 シリアスなところでアリスとの友情イベント。これはハトアリの友情イベントとは全く違う雰囲気です。アリスが「扉」の前に無意識にやってきてしまうのを、ペーターは何度も(内心必死だと思う)止めようとします。アリスがどこかへ行ってしまうのではないか、(たぶん元の世界、しかも真実を知ってしまうのではないかと)心配で不安でたまらないんですよ。でもアリスは気がつかないし。そんなペーターの心が切ないというか・・・ああ、やっぱ私はペーターを応援しちゃうんだなあ。 ■もう一度初めからプレイして「クローバーの塔」へ滞在。(開始開始は「時計塔」だけど) クローバーの塔は、なぜだか男性の部下しか出てこないのがつまらない。余談だが私はハートの城や帽子屋のメイドさんとかが結構好きなのだ(笑)・・・ハトアリの遊園地の使用人のコスチュームとテンションにはついていけなかったけどね。 (しかし、それをいうなら森も滞在してもあまり他の人って出てこないかも。ピアスの同僚ネズミか、アリスのバイト先の人ぐらい?) 横にそれたが、「クローバーの塔」では、「ナイトメア」と「グレイ」のみ対象です。 5)グレイ=リンドマーク(トカゲ・ナイトメアの部下) ・・・今回初登場。トカゲといっても、特に身体的には爬虫類系ではありません。しいていうなら首筋にトカゲのタトゥーがあるだけ。彼は・・・最初のほうはよかったんだけどね〜・・・、アリスが好きなやつが自分とは気付かず、アリスにお説教するところはカタブツっぽくて好きだったんだけど、だんだん流れが妙になり、「ワル」というか、「少女に溺れる危ない男」というか、「ハマりこんだら危険な男」というのか、おそらくHをしたであろう某イベント以降、私にはちょっと興ざめでした。 たぶん一番アダルトな流れかな〜?最初からアリスが彼の気をひきたくて仕方がない感じだったから、まるでオフィスラブのような感じでしたよ。アリスがグレイの前では子供みたいで、彼を引き留めるためだけに、「恋人ごっこ」をもちかける。なんかどこかで読んだような話。付き合う振りをして本当は恋人じゃない。でも本当は好き、みたいな。かなりアリスが乙女です。 グレイもね〜、私もアリスと同様「絶対ヘンなやつに違いない」とか思ってたんだけど、思ったより(この世界ではまだ)常識ありなほうじゃないかと思います。でもって、会話は恥ずかしいセリフをボカボカ言ってくれます。可愛いものが好きみたいです。 ・・・滞在地友情イベントを見ました。どっちかというとこちらのグレイのほうが好きです。いや、実際はかなり危険というか、凶暴さという点では怖いのですが(この世界では今更ですが)、なんていうか・・・そう、アリスが冷静にグレイを見てるのでなんか安心していられるというか。(やっぱ恋は盲目?)グレイも普段のグレイっぽさが垣間見えた感じでいいかなと。垣間見えたと言えば・・・そう!エースとのイベントは必見です。スチルもかっこよいのですが、まずエースと対等もしくはそれ以上の剣(ナイフ)の腕前ってことで、エースが押されているのも驚き。そして2回目はエースとの問答の末、グレイが吐く悪態が・・・。つまり昔のワルの時代というか、ヤクザっぽい言葉がポロリと出るのがおかしいです。もっと聞きたかったなあ(笑) 6)ナイトメア=ゴットシャルク(夢魔・クローバーの国の領主) ・・・ハトアリからメインキャラに昇格。夢の中だけじゃなく、表に出てきたナイトメアは相変わらず血を吐き続けています。彼は本当に謎ばかりです。 領主って・・・いきなりそんな立場の奴だったのか・・・って。(もっとも仕事は部下に押し付けて夢の中に逃げていたようですが)大体、「小さい頃から体が弱くて手術や入院を繰り返していた」というのが、なんだかこの世界にそぐわないというか。やっぱこの世界にも病院はあったのね〜とか。(なにせあっさり殺人が行われる世界なので、殺しっぱなしのような感じが・・・ああ、私も毒されているのかも)しかも、手術って・・・??たしかこの世界の人間はハートが「時計」だったと思うけど、それは体の中にまるごと時計が入っているようなことなのか、それとも死んだら出現するものなのか謎。なんかリアルに人体を想像してしまいます・・・ 小さい頃から病弱だけど血を吐きつつ、ずっと生きてるんですよね〜 つーか、役付きだからかな? それと驚いたのが、ナイトメアとの恋愛?話は・・・結構あっさりしたものなんだけど(それもアリスが「恋愛など面倒事はうんざり」という考えからかもしれないけど)なんと途中からナイトメアとの結婚話に発展したから意外でした。しかも、お坊ちゃまの結婚ですよ。部下のおすすめというか。地位あるものの結婚とは・・・なんていう話とか、なんかグレイとの話と全く違う温度差がかなりあります。グレイはドロドロした感じでしたからね〜。 そんなわけでナイトメアの話は微笑ましく思います。まあ、多少は色気がなくてつまらないかもしれませんが、おおむねさっぱり系はわたし好みです。 ヘタレなナイトメアにも笑うし、こちらのグレイはもう親ばかならぬ部下ばかというぐらいの熱心さでナイトメアの世話に一生懸命です。 ラストまで健全(?)でこのゲームにしては珍しいのでは? 病弱すぎてナイトメアに押し倒す体力もないといったらおしまいですが、その分、アリスのほうが物足りなくて押してますけどね。 ナイトメアは・・・な〜んか癒されますね〜(血を吐くのはアレだけど、おバカなとことか) でも、いつもはぐらかしたような曖昧な答えしかしないナイトメアが、滞在地友情イベントの最後「私は君に残ってほしい」とはっきり言っているのが印象的でした。 7)バラ園ED ・・・と言われるそうですが、これを見るのは正直めんどくさかったです。(時間の無駄ともいう) 当初、グレイやナイトメアの攻略ついでにセーブ地点から見れるかな〜と思っていたのですが、甘かったです。 なんでも、ビバルディとブラッドの非滞在地友情イベントを同時にすべてこなすと発生するらしいのですが、それらを発生させるためにはやはり最初から狙わなくてはターンが不足します。 というのも、途中で会合という忌々しいイベントがあるから、非滞在地のキャラとは会えない。 会合の合間をぬって二人の友情イベントを発生させるのはギリギリです。そんなわけで、会合の期間のムダな時間といったらもう・・・スキップしたかったですよ。(時計はスキップできないしね)友情イベント自体はすでにそれぞれ見てしまったのですが、このEDを狙うためだけに再び見ないといけないことに。(そんなわけで、ビバルディとブラッドの友情イベントはこのルートで見たら他で見る必要はないです) まあ、確かにブラッドの非滞在地友情イベントは耽美というか、ドラマチックな構図というかスチルでしたけど。(これまた時間の流れを自由に動かせるということを知るイベントとなってます) ・・・で、時間をつぶしてみたED。う〜ん、ハトアリでもバラ園ED1&2ってあったんだよね?私はハトアリのほうで、そのEDを攻略してないから比較は出来ないのだけど、あの二人ですから・・・妖しい雰囲気ですよね(苦笑)2人が吸血鬼と化してます。耽美です。 ブラッドが「姉貴」というのが、なんかおかしいv 8)ブラッド=デュプレ(帽子屋ファミリーのボス) ・・・実はハトアリのほうもブラッドをまだ未攻略な私ですが(というか、何度やっても途中で挫折)、やっぱりブラッドはエロいイベントが多いです。ハトアリの時もちょっとな〜って思ったんですが、クロアリもしかり。彼に比べるとペーターが純粋すぎますね(苦笑)美しいです。 当初は上司と部下(メイド)、そして教師と生徒でそれなりに進んでいたのに、途中からアリスもいっているように「ただれた関係」になっていて、情婦とも愛人とも思われる位置にアリスが冷静に甘んじていることへの嫌悪感といいますか、不自然さといいますか、どうも共感できないですね。 そこをはぶけば、ほんわかしてたのにな〜と思います。こーいうとこが乙女ゲームじゃないんですよね。 にしても、いつもブラッドとペーターとのイベントの3回目を狙ってるのですけど、2回目まで見れるのに、時間が足らなくて3回目が見れないのが残念。 以下、攻略中。 エリオットの非滞在地友情イベントのラストもなんかノスタルジックでした。小麦畑がなんか「ぼく地球」とか「OZ」とか思い浮かんでしまった。 追記: まだエリオットとエースの恋愛EDと、その他のいろいろなEDは見てないのですけど、久しぶりにやってみようかな〜と思ったら、「???」 なんとPCのセキュリティが、このクロアリのプログラムを「トロイの木馬」として感知しちゃって、動作しないんですよ!「遮断しました」って。おかげでプレイできません。 最初びっくりしたんですが、セキュリティソフトも確認して問題ないようだし、検索かけたらどうも他の方も同様のことがあるみたいで、一種のバグなんでしょうかね。(他のソフトは関係ないみたい) 今までちゃんとできていたのに、いきなりウイルス扱いとはどういうことだろう?ウイルス定義の更新を直前にしてしまったせいだろうか。 とにかく他の方の質問によると、メーカーさんいはく「再インストールするか、セキュリティソフトを解除してプレイするか」だそうで。いや、さすがにここまでプレイしてスチルを集めたのに再インストールはちょっとイヤだよな〜、セキュリティを解除か〜めんどくさ〜とか思ってる間にまたプレイする気力がなくなったのでした。また気が向いたらします。 ああ、そうそうクロアリは初めてプレイする前にメーカーサイトさんから修正パッチをDLしてからプレイしないとね。それはちゃんとやってるから。 |
ドラマCD |
3枚発売されています。が、お店の在庫事情で2と3を同時、最後は1という順番で視聴。 実はあまり期待していなかったんですよ。今までクインロゼさんのラジオCDとか特典CDのドラマCDってなんか騒がしいというか、私個人としてはまとまりがないように思うものが多かったんで。 しかし、こちらの脚本は別の方が担当しています。「だからいい」というわけでもないんですけども、今まで聴いたドラマよりは全体的に落ち着いてるかなあと言う気がしました。話はバタバタですけど。 反対に今までのドラマで満足してて、このCDは満足しないという方ももちろんいますけどね。 ただ、脚本はこの人じゃなきゃダメっていうほどではないと思います。 そうそう、アリスには声がないまま話が進んでいきますので、ゲームのアリスを知っていると、かなり違和感はあります。なにせゲームじゃアリスの気持ちがかなりしつこくだらだらとつっこみで流れますからね。 ちなみに3枚は続き物ではなくそれぞれ独立しているので、個別に話がわかります。 ■「第2巻〜忘れの森のアリス」・・・アリスが記憶をなくしてしまう木の実を、事故でのどにつまらせてしまったことから始まる話です。ハートの城滞在編ということで、ハートの城の住人メインです。 その他、ボリスとブラッドとナイトメアが登場します。 にしても、一番びっくりしたのが、このCDでは「アリスとペーターが恋人」設定ということ。ペーター大好きな私としては嬉しい限りなんですが・・・実際ドラマを聴くと、どこが恋人なんだという感じで拍子抜けしたし、エースのほうが目立ってましたね。 雰囲気的には、ゲームでペーターと恋人同士になったあとの話なので、ゲームをしてないとわからないというか、他のキャラのイベントを見ていないと映像がわからない部分もあると思いました。(ビバルディとボリスのネコ缶とか、ビバルディとブラッドのばら園とか、ブラッドがバラを育てる場面とか) そのせいか、私は、ペーターとアリスが恋人どうしの話なのに、なぜアリスがエースのことをそれほどまでに心配しているのかと首をかしげてしまうのですが、私はこの時点でエースを攻略していないので、(エースのイベントを知らないので)わからないのかも。 でも、ペーターの声は相変わらず艶っぽくて、聴き惚れてしまいますvv(最後のキスとか、一人で表現するのって難しそう〜)それと、エースとアリスが一緒にいて、ペーターが怒りのあまりエースに襲いかかる(?)ところは音だけでも、かなり迫力がありました。 話はともかくペーターもエースもしゃべりまくりですので、ペーターやエースのファンは聴いて損なしだと思います。 ■「第3巻〜魔法の森のアリス」・・・魔法というか、アリスがピアスにもらった薬を飲んでしまったことから始まる話です。森に滞在しているようで、こちらでは「アリスとボリスが恋人」設定です。 ピアス・ナイトメア・グレイ・エリオット・ディー&ダム・エースが登場してましたね。 ゲームでもそうですが、ピアスの声大変そう〜 ボリスも好きなのですが〜、恋人らしい甘さがあまりなかったのが残念かな。 ただ甘さはないけれど、話はかなり面白かったです。(2巻よりも面白かった) ナイトメアがブリッジをしながら吐血する場面や、ゲームの雰囲気そのまんまにピアスの背後にボリスが現れる場面、ナイトメアがネコの集団に追いかけられる場面、姿の変わったアリスを本能でおいしそうに思うボリスなどなど、想像して大笑い。・・・正直ナイトメアが一番いい味出していたかも(笑) ただ、最後がどうなるのかと思って聴いていたら、ドタバタでみんなが追っかけていって終わり〜というのは、まるで○○新喜劇のようでした。 あと気になったのが、ボリスがアリスに「あんたが元の姿に戻りたいのは早く仕事をしたいからだろうと思ってたけど、違ったんだな」っていう部分。いや、普通に考えても仕事関係なしに元の姿に戻りたいと思うんだけどね。そこがボリスが人間と違う不思議の国の思考なんでしょうかね。 ■「第1巻〜眠りの森のアリス」・・・順番では最後に視聴しましたが、一番しっくりこないドラマでした。なぜって、話のオチがなかったから。「え?これで終わり?」という感が否めません。 このCDでは、アリスは帽子屋に滞在中で、どうもアリブラっぽいんですけども、他の2枚のCDのようにはっきりと「恋人同士」という言葉は出てきませんでした。 で、原因不明でアリスが眠りについてしまって、周りがああやこうやと騒ぎ立て、結局ブラッドが愛の告白をした途端眠りから覚めるという感じで、「アリスがなぜ眠りに落ちたのか」が全くさっぱりわかりませんでした。(他の2枚は原因がわかったからまだマシですが) ここでは帽子屋ファミリーの他、ピアス・ナイトメア・グレイ・ペーターが登場します。 ピアスの役割はなんだったのか不明ですし(大変だ〜って言う役割?)、ペーターも今回はお邪魔虫だったので、ただのウザイ奴になっていました(苦笑)ブラッドとペーターが似ているという勘違いは、ゲーム内イベントの続きですね。なお、エリオットが今回ある意味目立ってかも。 まあ、なんだかんだで、最後のブラッドの告白を聴けるだけでいいかもしれません。 (あと、これだけ初回版じゃなかったので、キャストトークはなしでした) |