～Ａ．Ｆ外伝と私～

（ＰＳ２版のみです）

機会があってようやく手に入れました「Ａ．Ｆ～黒の残影～」
Ａ．Ｆの外伝らしいですが、ＰＣ版はタイトルも「琥珀の瞳」となっていて、なんかＨシーンのあるなしの違いだとか。とりあえず、ＰＳ２版を先にプレイしたので、こちらのみのレビューとなります。
（Ｈシーン目当てでわざわざＰＣ版が欲しいかというと・・・見たいけど高価だから微妙～）

この作品は本編後の話で、第１部がＲＰＧパート、２部がＡＶパートとなっていますが、なぜ分けたのかわかりません。というか、個人的には１部と２部を続けてプレイしなくてもいいような仕様にしてほしかったです。
なぜなら１部のダンジョンがタルイから。とにかく精霊の石を集めて事件を解決せねばいかんのだけど、ひたすらダンジョンめぐって倒して、石集めての繰り返しで、単調といえば単調。
まあ、黒い翼が出現した薫のエピソードはドラマがあるんだけども、結局石を集めたら薫と戦って終わりだったからさ～（1部はね）
で、２部はそれから一転して、翔の通う学園の文化祭になって。ウインフィールドとか旅に出ていたかつてのメンバが集まって、わきあいあいとにぎやかに過ごすパートです。
これはこれで話は面白いんだけどさ。このパートでカップリングが決まるみたいでね。（てっきり１部のパーティとかも関係してるかと思ったんだけど違ったわ）
途中で例のごとく「誰が行動しますか？」「誰を誘いますか？」で、カップリングと受け攻めが決まるんだけど、前作の本編の続きみたいで会話が進んでいくので、ところどころ唐突感が否めません。
だって、１部では別にカップリングの会話なんて一切なしなんですよ？なのに、２部の文化祭で誘った相手は必然的に「本編での恋人」になってて。それもなんていうの？２部の中でも各ルート共通のイベント（会話）では、まるで普通で（つまりカップルを感じさせない）そうかと思うと、カップリンイベントでは甘い会話というか赤面しそうな会話があって、それが交互にくると、気持ち的に妙としか言えない。もし本編の続きの「恋人どうし」だったら、再会した時のリアクションも恋人どうしっぽくて当然だし、別れるときもそんな感じだと思うのですが、そこは「普通」なんで、そのへんが違和感感じまくりです。
あとクラスメイトがずっと犬耳つけてても騒がないし、杏里がコンサートで翼を出してても、クスクス笑いだけでそのまま平然としてるし。まあＢＬカップルがよくある世界なので、当たり前かもしれないけど（笑）Ａ．Ｆ世界は「異世界」なんだと再確認しました。

ちなみに、１部はもうしたくないな～とか思ってて、２部の最初でセーブしたら全部カップリング見られるのかな～と思っていたら、やっぱそんなに甘くなく、一度クリアしたデータからやり直さないと見れないルート（キャラ？）もあるみたいで、もう１回あの単調ダンジョンをせねばならないのはちとめんどくさい気が・・・まあ、ボチボチですね。

とりあえずは２部のセーブ地点からメインにやっていこうと思います。
ちなみに私は本編のほうもまだ全くカップルＥＤを見てないので、こちらのほうが先だと会話でわからない部分もちらほらあります。だって、それこそＲＰＧで何度もやり直せないんだもん。
（詳しくは「Ａ．Ｆと私」を読んでね）

１）翔×セナ（セナ×翔）
なんていうか、このカップルは翔がセナをサポートしてますよね。でもって、セナはへたれです。暗いセナを明るい翔が救ってる感じ。でも、好きなカップルではあります。てか、セナが好きですｖ（声も好き）　「翔は誰からも好かれて可愛い女の子がお似合い・・・」と思いつつも、翔を手放せず苦悩し、嫉妬するセナがツボですｖｖ
ハンバーガーのイベントとか。手を触れようとしてさっと引くとことか。
それ以外は、キスばっかです。それも同じスチルばっかり。それが残念といえば残念。
あと、受け攻め逆でも最後のカップリングＥＤは一緒でした。これまた残念。少し変えてほしかったな～（しかも、小姑の櫂とセナの会話だし）
あ、演劇の二人は結構よかったかな～ｖｖ

２）クリス×櫂（櫂×クリス）
う～ん、櫂が女の子女の子してますね～、でもってやたらクリスが櫂を「可愛い」連発してます。
クリスは櫂を王妃のポストに・・・とか言ってたけど、そういうのあり？？「まるマ」の世界かもね～（私は有利とヴォルフラムのカップルも好きｖ）
余談ですが、櫂のキャラは声が自然ですね（緑川さんだけど、声優さんを感じさせないです）

３）翔×櫂（櫂×翔）
う～ん、思ったより甘くなかったですね～、やっぱ兄弟愛から抜け出せてないというか。キスも額だけだし（ＰＳ２だから規制はいっているのかな？）ドライヤーで乾かしてるところがちょっとドキドキしたけど、物足りない（オイ）このカップリングも好きなんだけどな～、ちょっと残念。
（アポクリでもアレクとプラチナが好きｖ）
ちなみにスチルの使いまわしというか、再利用が気になります。「翔が櫂に栗ごはんを食べさせているスチル」の櫂は、「クリスが櫂をラーメン屋さんにつれていったスチル」と同じ顔です。

４）セナ×杏里
これは・・・セナがやたらと杏里にセクハラ・・・（つーか、虎視眈々と触る機会をうかがっている気がする・・・）しかも、ライバルたちに釘をさしてわりとブラックなんで、翔が相手の時とはあまりにも違う態度に唖然。「胃を鍛えなければ・・・」には涙を誘います。
これもキスばかりなんですが、これまたスチルが同じ（背景が少し変わる）でつまらないです。
ちなみに杏里に恋する青年が登場するが、セナには勝てず。

５）クリスとシオン
う～ん、これはクリスがちと乙女かな～って感じ。苦手なカップリングではあるんですけどね。
でも、小さい頃のクリス可愛いｖあと、クリスの初恋（？）の人、登場～
そうか～学園に入ったばかりのクリスは可愛かったんだな～（笑）

（暗転）

と、ここまでプレイしてたら、やっぱ「琥珀」もしたいな～とか思ったけど。
これまたあんまり売ってないんだよね～
もっとも定価でも１万○千円で、中古でも９千円～８千円ぐらいで高いんですよ～
高いとやっぱ買えないな～とか思いつつ、機会があればってことで。
（まあ、在庫があればの話。２つネットのお店で見つけたけど、数日後にはやはりなくなってました）
その代わり、また本編がやりたくなって。ドラマＣＤも聴きたくなって（笑）
やっぱＡ．Ｆのキャラが好きだｖと思いました。（そのへんは本編のレヴューにて）

ＰＣゲームはともかくビジュアルブックは本編も持っていて、たまに見るので、こちらも欲しいと思いました。んが、これまた売り切ればかりなんですね～
一度在庫がありそうなところで注文したら、やはりなくって送料が損しました。
まあ、仕方ないよな～って思ってたら、その後中古店で（高かったけど）ゲットできたのでよかったです。で、見てみたら、やはりＰＣ版がしたくなってきたよ～！
ＰＳ２版も途中なんだけど、「杏里が攻め！？」とか、「え？凪が生きてたの？」とかわかって、なおさらイベントがかけてないのが見たくてさ～（やっぱＰＳ２版は兄弟のからみはＮＧだったんだって）でもまあ、ないものは仕方ないんで、また気長に待つさ。
どうせ時間もないことだし。

各カップリングのドラマＣＤも一度は聴いたんですけど、ソフトともども死ぬ前には家から出しておかないとなあ(ーー;)

ＢＡＣＫ