2003年にPCで発売されたボーイズゲームの本格的RPGアドベンチャーです。
PC版は全年齢対象ソフトの本編と、それに付属する18禁追加ソフトが別売りされてて、その1年後、2004年にPS2に移植されました。こちらは15歳以上対象だそうです。
ちなみに私はBLは特に好きでも嫌いでもないです。なので、読めるもの読むし、できるものはプレイします。それに、もちろん18歳以上だし(^_^;)(「王子さまLV.1」は好きですv)
ただ、グロイのはダメだし、あまり中身のないHばかりのモノはノーマルでもBLでも辟易しますけどね〜。
ま、それはさておき、思わぬトコロで安くPS2版ソフトを手に入れることが出来たので、さっそくプレイを開始しました。
んが、第1印象は「なんじゃこりゃ〜?!」
まず、なんかCD−ROMがうまくハードに読み込まれないのか、妙な音がして内心壊れないだろうかと不安になりました。しかし、いつのまにか直ってホッとしたんですが、相変わらずすんごく重い。
ボタンを押してもセリフが変わるのが遅い。思わず速さを確認してみたら「え?これで最速?」
更にキャラが現れて、入れ替わるたび、キャラ絵がだぶって残像のように透けている。
もしかして、これ、不良品・・・?と思ったら、あとで情報を集めたら、どうやら皆さん同じようでホッ。どうもPS2版は重いので有名らしいです。
そのせいか、地図上でも動きにくかったです。扉の前にたってしばらくしないと先へ進めなかったし(^_^;)
(ここだけの話、その後PS2本体が壊れました(T_T))
それに、どこが「本格的なRPG」なんだろう?とか思いました。別に定義づけしなくてもいいような気がしますが、今までやったことのあるRPGに比べれば、あまり動きはなかった気がします。(アドベンチャー部分を除いても)
ダンジョンも(角度によってはかなり見にくいですが)グルグルウネウネあちこちさまよい歩くほどでもなく。途中の宝箱にアイテムも入ってなくて、お城も階数が少なかったですね。バトルもかなり楽で、全滅なんてほとんどなく、回復力は大きいし、魔法力も十分あって余裕だし、ラスボスもいまいちインパクトに欠けました。しかしながら、それが悪いというわけではなく、それがこのゲームの性格なのでしょう。
でも、お話はけっこう引き込まれました。(ただ壮大かどうかは人それぞれかな〜と)
でもって、いざやってみたらキャラのCGがかっこいいではないですかv
つまり、気に入ってしまったのです(笑)しかも、話のあるBOYSなので楽しいですよ。
さて、キャラクターではなんと言っても、私は来栖ことクリストファー殿下がお気に入りですv(王子さまに弱いのよ〜)あのルックス、声、剣の使い手、そして王子様と思えないほどの口の悪さ(笑)、でもって、トラウマ抱えてて苦悩するトコがなんともいえませんvv やはり例にもれず人気大のキャラのようです。
しかし、最後まで王子様の衣装が見れなくて残念でした。別のコスプレはイベントで見たんですが(^_^;)
次点はセナでしょうか。あの髪に隠れた片方の瞳、影ながら亡き主人の忘れ形見を見守る忠義心、そしてあのソフトな声がステキです〜vv大人の魅力・・・って感じ?(*^_^*)
しかし、このゲームはボーイズなんで、↑こんなステキな人たちも恋人は男の子になっちゃうんですね。(別にBLなくても楽しめると思いますが)
しかも、あちこち男同士のカップルが目に付くゲーム(笑)世界が変わりますよ〜。
どっちかというと、乙女ゲームみたいに自分が彼らを落としたいんですけどね。(残念です〜)
だもんで、主人公たちの目で行動していたら、初プレイでは「来栖×翔」EDを迎えました。あ、でもPS2ですからね、ハードな場面はないんでご安心を。(キスどまりです)・・・でも、それが楽しみだとちょっとつまらないかも。
EDはオーソドックスですね。
しかも、EDぐらい私服着てよ〜とか思いました。
特に学生キャラは最初から最後まで、ずっと同じ格好なので、残念でした。
で、その後同時に「セナ×櫂」が進んでいたので、それも見ました。
そうそう、途中で行動するキャラが選べる選択肢が出てくるんですが、それが最初「妙だな〜」と思いました。
あちこちで翔の視点だったり、来栖の視点だったり、杏里の視点だったり、櫂の視点だったりするんですよ。
なので、なんか頭がこんがらがるんですけど、それってカップルを作るためなんだな〜と後で分かりました。
なんでも、20組以上の組み合わせがあるとか。(ホントか?)
ん〜でも、特に特に見たいカップルはないんですが・・・
やっぱ来栖が好きなんで、彼が押してる方(攻)が好きですかね。
あと、双子ちゃんとかね。杏里はあんまり・・・女の子っぽすぎかなあ。
かといって、おっさんも苦手だったり(ーー;)スミマセン。
なんか巷では、シオン×来栖の主従ならぬ従主カップルが大人気だそうですね。たしかに幼い来栖を助け、見守り続け、けなげに尽くすシオンは、親バカならぬ「来栖バカ」みたく来栖にメロメロで、傍目で見てもほのぼのしてるんですが、BLカップルとなると私は少し抵抗あるかな〜とか思ったり。(あの雰囲気が妙に「十二国記」の供麒と恭王みたいに感じるのは私だけでしょうか?(^_^;))
ただ、、普通の恋愛シュミレーションみたく二股もできないし、アドベンチャーだけじゃないので、RPGでカップリングのためにを何度もやり直すのはかなり大変だな〜と思います。
(ちなみに初プレイは25時間弱かかりました。まあ、RPGにしては短いですけどね)
そうそう、敵の総帥が井上和彦氏が声をあててらっしゃったのが、新鮮でしたね。しかも甘ちゃんのお坊ちゃんですよ(笑)戦闘前と後では別人です。
声・・・と言えば、影の薄い主人公と言われている翔(山口勝平さん)は、さすがに演技上手かったです。
しかし、某精霊たちの声は下手でした〜(ーー;)カレン先生も・・・ちょっとな。あの占い師も(下手さが)気になる。
そういえば、このゲームやたら長髪が多かったなあ。こんな髪の先生なんかいるわけねーよって思ったし(笑)
それに精霊を集めるトコロはギャグですね。笑いました。
いや、ホントBL抜きでも楽しめます。
でも、とにかくキャラがステキv
そうそう、BGMもいいんですよv特に「覚醒」が好きです。(しかし、ラスボス戦の音楽はいまいち)
なので、思わずドラマCDも欲しいな〜とか思ってる今日この頃です。PC版は残念ながら知った頃には完売しちゃったみたいなので残念でした。
でも、来栖なんか世継ぎの王子様(王太子)なのに、男の子とひっついてどうするんでしょうね。ちょっと心配です。養子でも迎えるのか、別の王族を世継ぎにするのか謎。(っていうか、いるのかな??)しかも国民に受け入れられるのか。まあ、「BLの世界」なんですべてOKなんでしょうけど、そんなことまでつい心配してしまいます(^_^;)
だってね、やっぱなるなら心底幸せになってほしいし?
やっぱ根底は「愛」ですね(笑)
あ〜でも、残念だったのは、イベントの絵がほとんどみんな一緒だったコトかなあ。微妙に背景は違うんだけど、元絵が一緒なんで残念でした。
これってPS2だけかな?
またどうにかしてPC版が手に入ったらやってみよう(T_T)
(追記)
なんと、PC版をとある方から譲っていただけました!
時間がなくてまだプレイできないんですが、ボチボチしたいと思います。
(追記)
ようやくPC版を1度プレイしました。CPは翔×櫂です。あんまりHシーンもエロくないです。EDも思ったよりさっぱりしてました。(拍子抜け〜)「覗き見のCP」の方がエロかった気がします。(苦笑)
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